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Vol.10 大空は、そこに挑戦しようとする、すべての人のもの|人々|ライフスタイル&グルメ紹介|富士山・山中湖の別荘ならフジヤマスタイル

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現代人に真のストレス解消を。そんな想いを抱いて忍野に来て約10年。
タンデム飛行本数で日本一を誇る空のエキスパートの町田さんに、空の魅力について伺いました。

初めて空を飛ぶ体験をすると、「すごい!」以外に言葉にならない。

爽やかな青空を自由に飛んでみたいという憧れは、きっと誰の胸の中にもあるはず。そんな多くの人の思いを叶えているのが「忍野スカイスポーツ倶楽部」の町田さんです。

少年時代から今もずっと空に憧れ続けているという町田さんに、空の最大の魅力をお聞きすると「何よりもその解放感でしょうね。初めて空を飛んだ方が異口同音に口にするのは何だと思います?それはたった一言「すごい!」なんです。日常生活では決して味わうことのない圧倒的な解放感の前に、みんな言葉を失ってしまうんですよ」。

人が心から解放される場所、それは空だけだと思う。

そんな町田さんが忍野に来たのは1998年。ハンググライダースクールのショップを構えていた町田さんに、忍野スカイスポーツ倶楽部の現社長が声をかけたのがきっかけでした。当時、大手保険会社の部長として日々激務に身を投じていた社長は、身も心も疲れ果てた企業戦士たちのストレスを真に解放させられるサロンを創りたいというコンセプトを町田さんに持ちかけたのだそうです。

「大空はマニアだけのものじゃない」と町田さんもその考えに共鳴し、やがてここ忍野にスクールを開校。同時に初心者の体験フライトにも力を入れようとタンデム(二人乗り)飛行の腕を磨き、今では年間800フライトを数えるタンデムの第一人者としてその名を知られるようになったといいます。

初心者でも簡単に飛べるのでしょうかと恐る恐るお聞きすると、町田さんはにこやかな表情で「タンデムなら、お子さんや女性でも気軽に飛べますよ」と、杓子山中腹にあるテイクオフポイントまで、可愛いトロッコで連れて行ってくださいました。

少年時代の夢は、さらに広がり、今もけっして終わらない。

「でも一人で飛ぶのには経験が必要ですね。地形と天候、風の強弱や方向、そして時間ごとに変わる上昇気流・・。自然が相手のスポーツですから、身につけるべきことは多いんです」。

テイクオフポイントからの大パノラマを指し示す町田さんの話題は、地形や風を中心に、やがて自然全般へととどまることなく広がっていき、その該博な知識の幅広さと奥深い洞察力に驚かされます。

少年時代に憧れた空の世界へ。自らの力で夢を叶え、多くの人々に空の喜びを伝え続ける町田さんは、お気に入りの仲間たちと一緒に、今日も、自由な大空を舞っています。

夏空の中を自由に滑空する瞬間。それはまさに至福の解放感。

夏空の中を自由に滑空する瞬間。それはまさに至福の解放感。「v」字のマークがついたテイクオフポイントから大空へと飛び立ってゆく。

「ここ忍野は気持ちよく飛ぶには最高の環境」と語る町田さん。

「ここ忍野は気持ちよく飛ぶには最高の環境」と語る町田さん。条件が良ければ高度3,000mを飛ぶこともあるという。

Cu-Cal in 山中湖

倶楽部ハウス内にはスクール生や常連さんの機体や装備などがぎっしり

花の都公園から忍野の家並みを抜けて杓子山方面へと分け入ると、そこが忍野スカイスポーツ倶楽部。空の開放感を楽しむスクール生や常連さん達が和気あいあいと集い、仲間たちのサロンとして、いつも賑わっている。初心者の体験フライトもあるので、ぜひチャレンジしてみては。

町田重幸さん

Profile 町田 重幸さん

(社)日本ハング・パラグライディング連盟公認教員。1961年生まれ。

10代の頃から空に憧れ、若くしてハンググライダーメーカーに入社。29歳の時に独立しショップを構える。その後、現社長の提唱するコンセプトに共鳴し、忍野スカイスポーツ倶楽部設立に参加。初心者とのタンデム飛行はもとより、指導者としての豊富な実績とその人柄にハンググライダー愛好家からの信頼も厚い。

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