アウトドアファニチャーで春~初夏の陽気を楽しむ|フジヤマクロスロード

40代・50代のためのセカンドライフ2016 / 05 / 12

アウトドアファニチャーで春~初夏の陽気を楽しむ

どこまでも高く突き抜ける青空、足元に降り注ぐやわらかな木洩れ日、風に揺られて心地よくそよぐ木々や草花、待ちわびていた季節を喜ぶようにさえずる野鳥。富士山の裾野に広がる山中湖畔別荘地では、この時期になると少し遅い春の到来を感じさせる穏やかな日和が続きます。晴れた日には、自然が奏でるさまざまな音を聞きながらテラスやお庭でゆっくりくつろぐ――そんな贅沢な時間を過ごすのも一興です。

現在、郊外の庭付き戸建住宅や別荘・セカンドハウスなどでは「アウトドアリビング」に注目が集まっています。そんなアウトドアリビングライフの質を左右するのが、アウトドアファニチャー(ガーデンファニチャー)。です。今回の「フジヤマクロスロード」では、みなさんの別荘生活におすすめしたいアウトドアファニチャーに光を当ててみたいと思います。

今流行のアウトドアファニチャーとは

リビングルームなどの延長として使えるオープンエアのマルチスペース、それがアウトドアリビングです。アウトドアリビングにちょっとした屋根を設置している方もいれば、植栽やパラソルを設けて日よけにしている方もいます。春や夏が短いヨーロッパ諸国や北部アメリカではアウトドアリビングライフが根付いており、フランスではアパルトマンのバルコニーに置いたテーブルセットで読書をしたり、スペインでは庭園風のパティオに置いたベンチでおしゃべりを楽しんだり、といった光景をよく目にします。

アウトドアファニチャー(ガーデンファニチャー)は、アウトドアリビングで使用する屋外家具・庭園家具のことです。お庭やテラスでの生活を快適にし、同時に空間を自分好みに演出してくれるガーデン家具の火付け役となったのは、「インテリアの2大展示会」とも言われるパリのメゾン・エ・オブジェとミラノ・サローネ。世界中からプレスやバイヤーが集まるこの見本市では毎年、気鋭の家具メーカーやガーデンインテリアブランドから続々と新作が発表されています。

おすすめのアウトドアファニチャーブランド

以下では、これからの季節に向けてアウトドアファニチャーの購入を考えている方、こだわりなく選んでしまった屋外家具を買い替えたい方、別荘生活をより満喫したい方におすすめしたいアウトドアファニチャーブランドをご紹介します。

DEDON(デドン)

現在のブームをつくったとも言われる世界的なアウトドアファニチャーブランドがデドン。しなやかで触り心地が良く、それでいて耐久性が高い素材「デドンファイバー」を丁寧に編み込んだアウトドア家具が、上質なくつろぎ空間を演出してくれます。細部まで手を抜かない、世界各国のリゾートホテルやビーチで高い評価を受けるハイクラスブランドです。

DEDON(デドン/ドイツ)

URL: http://www.dedon.de/en/

GISELE(ジゼル)

ジゼルは、日本におけるアウトドアリビング文化のパイオニアと言える存在です。ブランドの全製品をガーデン家具の名産地であるタイでつくるこだわりようで、生産管理・品質管理を徹底しながら日本人のニーズや体型に合った高品質家具を世に送り出しています。素材の美しさを活かした職人の手仕事が、居心地を極限まで高めてくれます。

GISELE(ジゼル/日本)

URL: http://www.teakfurniture.jp/

EXPORMIM(エクスポルミン)

1960年代のヨーロッパで籐家具のガーデンインテリアを流行させたのが、バルセロナで誕生したエクスポルミンです。ゆりかご、アームチェア、ラウンジチェアといった定番家具の人気はまったく衰えていませんが、近年では木材やリサイクル可能なポリエチレンウィッカー材といった籐製にこだわらない新たなデザインで可能性を広げ、新規のファンも獲得しています。

EXPORMIM(エクスポルミン/スペイン)

URL: http://en.expormim.es/

MASSANT(マッサント)

マッサントは、17~19世紀に栄えた宮廷文化をイメージさせるデザインが特徴の家具ブランド。アンティーク調のアームチェアやソファーは、バロック、ロココ、アールデコといった古き良きヨーロッパの美術様式を精巧に表現しています。古いだけでなくトレンドをしっかり押さえたつくりにもなっているため、快適性も抜群。そのクオリティーから、世界各地の大使館などでも選ばれています。

MASSANT(マッサント/ベルギー)

URL: http://www.massant.com/home.htm

 

 

高まるニーズと別荘生活への期待

かつて、アウトドアファニチャーといえば耐久性やメンテナンス性ばかりが注目されていました。しかし、近年ではお庭やテラスを屋内と一体化したアウトドアリビングとして生活空間に取り入れる方が増えてきたため、屋内のリビングと同じように家具・インテリアの見た目やデザイン性、使い心地などへのニーズも高まっています。

山中湖畔別荘地はこれから、快適な別荘生活を送れるベストシーズンを迎えようとしています。友人や経営者仲間を迎えてバーベキューやパーティーを楽しむもよし、ベンチやラウンジソファーで読書や昼寝を楽しむもよし。あなたお気に入りのアウトドアファニチャーで、例年以上に「都心に戻りたくなくなる別荘生活」を満喫しましょう。