仕事も休暇もウェルネスに。夏バテに効く行動習慣と食べ物
40代・50代のためのセカンドライフ2017 / 10 / 19
別荘にいかが?「キッチン×IoT」で便利な料理ライフ!
この数年で大きな発展を見せている「IoT製品」は今、料理の世界にも進出してきています。より手軽に、より美味しい料理ができるよう、「忙しい現代人を助けてくれるIoT製品」「もっとこだわって料理を作れるIoT製品」が数多くリリースされているのです。今回は、「IoTとは?」についてあらためておさらいするとともに、便利な料理ライフに貢献してくれるIoT製品をご紹介します。別荘・セカンドハウスに導入したくなる製品が、ある......かもしれません!
IoTの今とこれから
「IoT」とは「Internet of Things(モノのインターネット)」の頭文字を取った言葉です。これまでのインターネットは、パソコンやスマートフォンなどのIT関連機器を通じて、人間がアクセスするというものでした。しかし今、モノ自身がインターネット接続機能を有し、ほかのモノとつながることでより効率的・効果的な情報の共有や機能的な連携などを実現しています。これが「IoT」と呼ばれる概念です。
IDC Japanの調査によれば、2016年の国内におけるIoT製品の市場規模は5兆270億円でした。これが2021年には、11兆円まで拡大するとされています。
IoTの活用分野
IoTが活用される分野は多岐にわたります。先んじて普及が進んだのは製造業、運輸・運輸サービス、官公庁、公共・公益法人などです。さまざまな機器・インフラなどを互いに連携させるうえで、離れた場所でもインターネットで迅速に通信できるIoTは非常に大きな役割を果たしています。
IoT家電の基礎知識
家電におけるIoT製品を「スマート家電」などと呼んだりもしますが、家電がインターネットにつながることによって「スマートフォンから操作できる」「家電から直接さまざまな情報を取得できる」「自動運転の精度があがる」「音声認識できる」といったメリットがあります。インターネットを通じて家電内のソフトウェアを更新し、機能を追加するといった使い方もよく見られます。
別荘ライフを充実させる?「キッチンIoT家電」4選
シャープ「ヘルシオ AX-XW300」
「ヘルシオ AX-XW300」は、スマホで検索した献立を本体に送り、適切な調理を行えるウォーターオーブンです。音声認識機能を備えているので、会話しながらメニューを決めることも可能。また、使い込むことで家族の嗜好を理解し、食材に応じた最適な料理を提案してくれるようになります。
ネスレ「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタi(アイ)」
スマホのアプリでコーヒーの濃さ、泡立ちといった「自分の好み」を登録できるコーヒーマシン、それが「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタi(アイ)」です。ご自宅でも別荘・セカンドハウスでも、自分に合わせたコーヒーを変わらず楽しむことができます。上質なリラックスを追求したい方、コーヒーにとことんこだわりたい方にはおすすめです。
三菱電機「備長炭 炭炊釜 NJ-VA107」
「備長炭 炭炊釜 NJ-VA107」は、スマホへの音声操作やタッチ操作で好みの炊き方を設定できる炊飯器です。米の銘柄に応じて最適な炊き方を設定することもできます。炊飯中はスマホで炊き上がり時間を確認できるので、炊飯中にちょっと外を散策したいときなどにも便利です。
LGエレクトロニクス「Smart InstaView」
最後の「Smart InstaView」はラスベガスで開催された家電見本市「CES 2017」で展示された、未発売のIoT冷蔵庫です。扉に設置された29型ディスプレイをノックすると中身が映し出され、開けずとも中を確認できます。またアマゾン「Alexa」に対応し、本体から直接商品の注文などが可能です。
上質な暮らしを実現するキッチンIoT
より便利で充実した「上質な暮らし」を実現するうえで、これからIoT家電の担う役割は増していくことでしょう。自宅や別荘にIoT家電を導入し、効率化・高度化によって今以上に趣味に時間を使いながら、もっとスマートに、さらに美味しい食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。