【バイク】リターンライダーに適したオートバイ選びと富士山ツーリングスポット|フジヤマクロスロード

山中湖・富士山で趣味を極める2017 / 06 / 15

【バイク】リターンライダーに適したオートバイ選びと富士山ツーリングスポット

フジヤマクロスロードでは、以前の記事で「40代~50代のリターンライダーが増えている)」という話をご紹介しました。「リターンライダー」とはその名の通り、ブランクを経てバイク乗りへと復帰(リターン)した方を指す言葉です。80年代のいわゆる「第2次バイクブーム」で本格的にバイクに興じていた方たちが、大型免許の規制緩和や子供の自立などをきっかけにして、40代~50代になって再びバイクに乗るという流れができています。

今回のコラムでは、「第3次バイクブーム」とも言える今、リターンライダーの方々がバイクライフを楽しむにあたって知っておきたいオートバイ選びのポイントをお伝えします。この夏に行きたい富士山周辺のツーリングスポットについてもご紹介していますので、最後までご覧ください。

リターンライダーに適したオートバイの条件とは

乗り心地がいい

バイクに復帰するにあたって考えたいのは、快適性や乗り心地の良さです。バリバリのスポーツタイプのバイクは前傾姿勢が激しく、腰や首、手首などに大きな負担がかかります。また、シート幅が狭くクッションが少なめなオフロードバイクなどは乗っているとお尻が痛くなるため、長時間のライドには向きません。快適に乗れるという意味では、アドベンチャーツアラーやアメリカンといったジャンルがおすすめです。

車体が軽い

車体の重さは、意外と重要なポイントです。300kgを超えるような重いバイクは取り回ししづらく、たとえば限られたスペースへの駐車や切り返し、Uターンなどで難儀することも少なくありません。そういった部分が億劫で乗らなくなってしまうということもあるため、試乗で取り回しの良さを確認するようにしましょう。

高速道路の走行に適している

ツーリングで遠出をしたいと考えた場合、高速道路を走ることが多くあります。高速道路は125cc以上であれば走れますが、快適に走ることを考えると250ccでも単気筒では振動が激しく、乗り心地が気になるかもしれません。せめて250ccの2気筒以上のパワーは欲しいところです。長時間の高速走行を考えるならば、実質的には400cc以上の車種が選択肢になるでしょう。

おすすめは400ccのバイク

400ccのバイクは普通自動二輪免許で乗ることができ、小型バイクが持つ小回りの良さと、大型バイクのエンジンをフル回転させる楽しみを同時に味わえます。街乗りと郊外でのツーリング、どちらも楽しみたい場合には400ccが有力な選択肢と言えます。

こだわりの外国産メーカーで個性を出すという手も

ライダー復帰を考えたものの、「若者と同じバイクはちょっと気が進まない」「個性のある上質なマシンを探したい」という方は、外国産メーカーの車種を検討されてみてはいかがでしょうか。在りし日の古き良きバイクを思わせる、渋いのモデルを見つけることができるでしょう。

以下では、"本物"を知る40代~50代から根強い人気を持つ、老舗インポートバイクブランドをご紹介します。

トライアンフ

URL: http://www.triumphmotorcycles.jp/

インディアン

URL: https://www.indianmotorcycle.co.jp/

ドゥカティジャパン

URL: http://www.ducati.co.jp/index.do

 

夏に訪れたい、富士山周辺の爽快ツーリングスポット

山梨県の富士山周辺は、走っていて楽しいおすすめのツーリングスポットが多数存在しています。お気に入りのバイクにまたがり、爽快な富士の風を感じてみてはいかがでしょうか?なお一部の道は夏期にマイカー規制期間があるため、規制情報をしっかり確認しておくことをおすすめします。

富士パノラマライン(国道139号線)

富士パノラマラインは、山中湖近辺から朝霧高原に至る国道138~139号線の通称です。その道中で角度を変えながら富士山をたっぷりと眺められることからその愛称が付きました。富士山本宮浅間大社や白糸の滝、朝霧高原、富士花鳥園など立ち寄りたいスポットも多々あるのでおすすめです。

富士山スカイライン(県道180号)

富士山スカイラインは御殿場から富士宮までを結ぶ山岳道路で、正式名称は「表富士周遊道路」と言います。標高2400mの位置にある富士山の五合目まで走ることができ、目の前には富士山、眼下には駿河湾を眺めながらヘアピンカーブを連続してクリアしていくコースを楽しむことができます(※マイカー規制期間あり)。

富士あざみライン(県道150号)

ふじあざみラインは、静岡県の駿東郡小山町から富士山5合目までをつなぐ通行無料の一般道路です。最大勾配は20%を超えるという急勾配ですがヘアピンカーブは少なく、比較的まっすぐ富士山に近づいていく景色を堪能したい場合にはおすすめです(※マイカー規制期間あり)。

山中湖小山線

山中湖小山線は、山梨県・神奈川県・静岡県の3県にまたがる一般県道の路線です。それぞれで山梨県道730号・神奈川県道730号・静岡県道147号とされています。三国峠のパノラマ台からは、山中湖と富士山を望むことができます。