経営者がデスクチェアにこだわるべき5つの理由
山中湖・富士山で趣味を極める
【バイク】リターンライダーとして富士を楽しむ
向かい風を全身に浴びる解放感、どこまでも続く一本道を切り裂いていく疾走感、目線や体重移動などを駆使する繊細な操縦感、心地よく耳に響くエンジン音と排気音――。自動車にはない魅力や憧れがふんだんに詰まった乗り物、それがバイクです。利便性や安全性の面では欠点を指摘されがちなバイクですが、自動車では決して味わえない刺激、そしてライダーの心を捉えて離さない個性がこの乗り物にはあります。
大人のライフスタイルや本物の趣味について考える「フジヤマクロスロード」、今回は雄大な富士の自然を満喫できるバイクという名の趣味にスポットを当てたいと思います。
リターンライダーがけん引するバイクブーム
現在、日本は数年前から続く「第3次バイクブーム」の真っただ中。このブームをけん引しているのが、40代~50代のリターンライダーたちです。
「リターンライダー」とは、一度はバイクを降りたものの、長いブランクを経て再び乗り始めたバイクを趣味とする方たちのこと。一般的には、オートバイを運転していない期間が5年以上ある40歳以上のライダー(80年代のバブル期にバイクを趣味としていた世代)を指すようです。大型免許の規制緩和や、仕事漬けの生活から脱却して趣味の時間を持ちたいと考える中高年層の方が増えてきたことが、リターンライダーが増えた一つの理由だと考えられています。
80年代のいわゆる「第2次バイクブーム」で当時の若者たちが乗り回していたのは、ヤマハのRZ250やスズキRG250ガンマ、ホンダのNSR250といったレーサーレプリカタイプでした。その後、リターンライダーとなって高級インポートマシンを選ぶ方も多くなりましたが、車種は変わってもバイクに懸ける情熱は変わらず、1人あたりがカスタムやメンテナンスに使う費用は再び増加傾向にあるようです。
オートバイ大国イタリアの人気ブランド
高級インポートブランドバイクの代表格と言えば、何と言ってもハーレーダビッドソン(写真)。ハーレー専門のイベント、カスタムショップ、Webサイトなどが多数存在し、「チャプター」と呼ばれるハーレー乗りのチームは日本だけで140以上もあります。しかし、「高級輸入車=ハーレー」というわけではありません。以下では、世界的なオートバイ大国イタリアの人気インポートブランドバイクについてご紹介します。
ドゥカティ
古都ボローニャを拠点とするオートバイメーカーがドゥカティ(Ducati)です。スポーツバイク生産が中心なこともあり、快適に高速走行ができるよう細部のパーツまでこだわって作られています。特徴は接地感と加速感で、シートやステップにかかった自身の体重の変化で味わえる「トラクション感」は群を抜いています。
ドゥカティジャパン
住所: 〒153-0051 東京都目黒区上目黒1-26-9
中目黒オークラビル
MVアグスタ
MVアグスタ(MV Agusta)は、イタリア北部バレーゼにあるオートバイメーカーです。イメージカラーは赤と銀で、独特の深みとインパクトのある赤が特徴です。人気車種は、天才モーターサイクルデザイナーと称されたマッシモ・タンブリーニが設計したF4シリーズ。機能性と美しさの調和は世界中のライダーを虜にしています。
MVアグスタジャパン
住所: 〒437-1114 静岡県袋井市西同笠387
モト・グッツィ
イタリア最古のオートバイメーカーとして知られるモト・グッツィ(Moto Guzzi)の特徴は、縦置きのV型二気筒エンジン。そこから伸びるシャフトで後輪を操るおなじみのレイアウトは、1967年から大きく変わっていません。イタリアの高速道路(アウトストラーダ)を快適に走ることを目的に作られた車体は、長距離を走ってもライダーに疲れを感じさせない設計になっています。
モト・グッツィ(ピアッジオ グループ ジャパン)
住所: 〒108-0073 東京都港区三田1- 4-28
三田国際ビル2211区
富士山麓のおすすめツーリングコース
お気に入りのマシンで颯爽と駆け抜ける富士の裾野は格別です。この時期のツーリングは非常に寒いですが、冷たい空気の中を疾走する気持ち良さや青々とした空の下に映える富士は、冬にしか味わえない魅力と言えるでしょう。夏に比べて道路が混雑しておらず、ツーリングを自分のペースで満喫できるのもこの時期の"特権"です。
フジヤマNAVIでは、富士山BESTツーリングコースを3つご紹介しています。ビギナーの方もリターンライダーの方も無理なく楽しめるコースなので、ぜひ一度走ってみてください。またいっそう、バイクが好きになってしまうかもしれません。
富士山ぐるっと1週コース
富士五湖の絶景を楽しむコース
駿河湾と高原を楽しむコース