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山中湖・富士山で趣味を極める2018 / 04 / 19
【エクステリア】楽しみ方の幅と満足度を広げる「ウッドデッキ」のススメ
数あるエクステリア設備の中でも、特に定番と言えるのがウッドデッキです。ウッドデッキは屋内とはまた違った楽しみ方ができる「アウトドアリビング」のベースとして、住まいや別荘にもうひとつの居住空間をもたらしてくれます。富士山麓で大人のライフスタイルや上質な時間の過ごし方について考えるフジヤマクロスロード、今回はそんなウッドデッキの魅力と楽しみ方・選び方をご紹介します。
ウッドデッキの楽しみ方
その1:リビングの延長にあるくつろぎの空間
子どもの遊び場にしたり、縁側のように腰掛けて使ったり、テーブルや椅子を置いてちょっとしたオープンカフェのようにしたりと、さまざまな活用法があります。夜にはお酒をたしなみながら満天の星空を眺めるなど、心と身体をリラックスできる開放的な空間としても魅力的です。
その2:庭をぐっと身近にしてくれる場所
一般的な住宅では、床と庭の間には60cmほどの段差があります。60cmと言えば階段で3段分ほどあり、なかなかの高さ。そのため、庭があっても外に出るのが億劫になりやすいという問題があります。その段差をほどよく解消してくれるのが、ウッドデッキのメリット。この効果は意外に大きいと言われています。ウッドデッキがあると、自然な足取りで抵抗なく庭へと出られるわけです。
その3:屋内でできないことを実現できるスペース
浴室などで洗えない大きなものをきれいにしたり、埃や大きな音の出る工作作業(DIY)をしたり、煙・においが出るバーベキューを楽しんだりと、「便利なスペース」としても活用可能です。また、小さなお子様がいるご家庭の場合は、ビニールプールなどを広げて水遊びを楽しむこともできます。
ウッドデッキに使われる木材の種類
ウッドデッキでよく使われる木材についてご紹介します。以下では天然木を対象としますが、手入れしやすい人工木(樹脂木)の素材も増えているのでそちらもご検討ください。
イペ
ブラウンが主体の、きれいな木目をした木材です。曲がりやよじれなどの狂いが発生しにくく、耐水性にも非常に優れています。東京湾アクアラインや横浜大さん橋のデッキなどにも使われています。
マサランドゥーバ
赤褐色や象牙色をした、目の詰まった重厚な木材です。木目はまっすぐ均一で、繊細な木肌は研磨すると非常になめらかに仕上がります。表面の美しさが人気ですが、色は比較的早く変化していきます。
ガラッパ
黄色もしくは黄褐色の色合いで、なめらかな手触りが特徴の木材です。色のばらつきが少ないコストパフォーマンスに優れた木材ですが、金属やアルカリ類と反応して変色することがあるので注意が必要です。
グリーンハート
オリーブに近い褐色、濃い褐色の木材で、オリーブグリーンの縞が出るものもあります。耐水性・耐塩性が高く、仕上りが滑らかでささくれが出にくいのが特徴です。枕木などにも使用されています。
イタウバ
ブラジル原産のイタウバは、くすんだ褐色・黄土色をした木材です。耐水性に優れており、原産国では木造船にも使われています。油成分が多く含まれており、表面のひび割れが少ないのが特徴です。
ウッドデッキのメンテナンスで覚えておきたいこと
昔ながらの天然木ウッドデッキと人工木(樹脂木)ウッドデッキ、それぞれの日常のお手入れについてご紹介します。
天然木ウッドデッキのお手入れ
砂埃や泥などが付着すると腐敗や乾燥、ひび割れなどを引き起こす可能性があるため、こまめな掃除が必要です。土や砂埃がたまらないように、デッキブラシでの日頃のお手入れをしましょう。また、鉢植えやプランターなどを同じ場所に長期間置いておくと湿気がたまり、カビや腐食を招く心配もあるので注意が必要です。塗料がはがれてきたら、塗り直すことも忘れずに。
人工木(樹脂木)ウッドデッキのお手入れ
土汚れなどの日常的な汚れは水で洗い流し、汚れ具合によってはデッキブラシや高圧洗浄機などを使用しても構いません。頑固な汚れは中性洗剤で、漂白剤などを用いてもいいでしょう。メンテナンスが楽な人工木(樹脂木)とは言え、手入れを怠れば劣化は早まってしまいます。
ウッドデッキであなたの生活をより豊かに
住空間のクオリティーを高め、楽しみ方の選択肢を増やしてくれるウッドデッキ。ウッドデッキのある住まいや別荘はなんと言っても見栄えがしますが、手入れを行って荒れてしまうと、寂れてとても悲しい印象になってしまうので気を付けましょう。お手入れ次第では末永く愛用できるエクステリアなので、ぜひ愛情をかけて長持ちさせ、快適で豊かな生活を満喫してください。