HOME > ライフスタイル&グルメ紹介 > 別荘オーナーインタビュー > これからのクオリティオブライフを考えて選ぶ、ダブルライフという生活スタイル
A様
四季の自然あふれる山中湖を、 豊かな生活と快適なビジネスのための新たな拠点として活かす。
「これまでは別荘は遊びに来るものという考え方だったんですが、今回山中湖メインで暮らし始めてから、
文字通りここが生活とビジネスの新たな拠点になりました」と語るのは都内で投資系企業の経営に携わっているAさん。
今回の新型コロナ騒動を受け、近々に自粛要請が出ることを見越していち早くご家族4人の生活拠点を山中湖へと移し、
現在は週の大半をこちらで過ごしているそうです。
「実際に生活拠点として、またビジネス拠点として数ヶ月を過ごしてみて感じるのは、想像していた以上の快適さですね。こちらに来てからは毎朝、小鳥のさえずりで気持ちよく目が覚めるんですよ。そして家族で一緒にゆっくりと朝食を食べて9時の始業時間まで一日の業務プランを練ったり、さわやかな緑の中を歩いたり、自転車やランニングなどで充実した時間を送ったりしています。都内では、朝起きると軽い朝食を取るだけですぐに出勤。ラッシュに揉まれて会社に着けばすでに疲労困憊という生活ですから、考えてみればこれではいい仕事ができるわけがないですよ」
都内までわずか一時間あまりという距離感のメリットを最大限に活用し、目的や状況に合わせて山中湖と都内を往復する2拠点居住。その有用性と 素晴らしさを心から実感しているそうです。
「これまで以上に快適な生活基盤を得てみると、自然に、あらゆる面で前向きに取り組んでいる自分に気がつくんです」
大学生と高校生のお子さんが同じ家の中でオンライン授業やネット経由でのインターンをしていたり、奥様がDIYを楽しんだりと、生活時間がズレがちだった家族が一緒に過ごす時間が飛躍的に増えたとAさん。
「息子が今どんな仕事に興味を持っているか、娘にどんな同級生がいるかなど、今まで以上に家族のことがよく見えるようになりました。子どもたちがまだ幼かった頃の暮らしが蘇ったような気持ちです」
『密』を避けた山中湖生活で、図らずも時間的な『密』が向上したというAさんに山中湖の生活インフラについてお聞きすると、都内よりも優れているのでは、というお答えが。
「周辺のスーパーの品揃えも充分だし、都内よりも広々とした空間で買い 物ができますからね。それと重要なポイントなのが高速通信環境ですが、わが家では光通信を導入しているので通信状況にはまったく不満はありません。むしろ回線が空いている分、都内よりも快適なんじゃないでしょうか」
「海外のビジネスエグゼクティブは、すでにビジネススーツでオフィス街に出勤するスタイルを脱して、広々とした郊外を舞台にフレキシブルで新鮮なビジネスアイディアを次々と生み出しています」というAさん。今までの日本の社会や企業風土の中ではこうした変革はなかなか浸透しませんでしたが、サテライトオフィスやリモートワークの活用、ネットミーティングの一般化など、いわば壮大な社会実験が行われたことで、多くの経営者や社員がこれからの働き方・ライフスタイルを再考する貴重な経験を得たはずだと言います。
「日本のビジネス環境はこれまで、人が会社に集まり業務を集中させることで効率化を図ってきましたが、実は一箇所に集まることが必ずしも効率を高めることには繋がらないということが、今回ハッキリとわかったんですね」
社会環境や人々の意識、クラウドや高速通信網の普及といった時代の大きな変化に伴って、ビジネスの効率やクオリティを高めるための方法論も大きく変わっていくべきだというAさん。
「例えばお客様を実際に訪問する際には必要な移動時間に加えて、前後の余裕も見込んでおく必要がありますよね。でもネットを介した会議や商談では、ロスタイムも一切なくジャストタイムで面談が行えますから、時間の生産性の高さという意味では比較になりません。また働く側だけでなく人材運営を考える経営陣にとっても新しい発見がありました。それは社員一人ひとりの時間の使い方の巧拙が、仕事の成果そのものにリアルに結びつくことがハッキリと目に見えてきたことです。いわばすべてのビジネスマンにとって、真の効率化を果たすためには何をすべきかが明確に指し示されたのではないでしょうか」
「withコロナ」「afterコロナ」の社会では、豊かで人らしい暮らしを重視しながら、より質の高いビジネスを実現することがスタンダードになっていくことでしょう。今回の環境変化がもたらした生活・ビジネス面のビッグシフトと、ご自身が体感した得がたい経験を生かしながら、これからもお気に入りの「ダブルライフ」というライフスタイルを継続していきたいと語るAさん。新たな目標と確かな手応えを得た人ならではの、明るい表情が印象的でした。
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