Vol.44 個性的な物件と運命的な出合い 自然と一体化する〝山中湖のガラス小屋〟|暮らし|ライフスタイル&グルメ紹介|富士山・山中湖の別荘ならフジヤマスタイル

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個性的な物件と運命的な出合い 自然と一体化する〝山中湖のガラス小屋〟

コンセプト・ヴィレッジの暮らし

Vol.44

個性的な物件と運命的な出合い
自然と一体化する〝山中湖のガラス小屋〟

個性豊かな物件が建ち並ぶ山中湖の富士急別荘地。オーナーさまが趣向を凝らした家が多く、著名な建築家が手がけたものも少なくありません。前オーナーさまが手放されたタイミングで理想の家と出合えたなら、それは運命ともいえるでしょう。東京を拠点に活動するフォトグラファーの深山徳幸さんは、「ガラス小屋」と名付けられた築35年の家に一目ぼれしました。自身の暮らし方に合わせて少しずつリノベーションしながら、二拠点生活を楽しんでいます。

東京とのバランスが丁度いい

3月下旬、春の足音が近づく森の中に、深山さんのお宅はありました。2階部分は屋根までガラスで覆われ、正面にはパイプ階段。硬質で都会的な雰囲気を漂わせています。

「普通はこんな家を別荘地に造ろうとは思わないでしょう。初めて見たときはびっくりしました」。にっこりと温かい笑顔で出迎えてくれた深山さんは、東京を拠点に活躍するフォトグラファー。平日は東京で仕事をし、週末を山中湖で過ごす二拠点生活を送っています。

全面ガラス張りのダイニングキッチンは、山中湖の自然と一体化するような開放的な空間。屋根からやわらかい日差しが降り注ぎ、天窓からの心地いい空気が室内を満たします。窓の外には小さな新芽をのぞかせる梢。小鳥たちのさえずりも近づいてきました。「枝が窓から触れられるくらいの距離にあるので、小鳥もすぐ傍までやって来ます。前のオーナーさんは手から餌をあげていたみたいです」

ダイニングから続くリビングは映画の撮影に使われたことも。中心に設えられた薪ストーブのやわらかい温もりに包まれながら、好きな音楽を聴く至極の時間が、東京での忙しい日々をリセットしてくれます。というのも、フォトグラファーは被写体が見せる一瞬の表情を切り取る仕事。ハリウッドスターの撮影では、たった30秒しか撮影時間を与えられなかったこともあったそうです。「これまでフォトグラファーは苦にならない仕事だと思っていましたが、山中湖で暮らすようになって初めて、仕事でストレスを感じている自分に気づきました。ここではとてもよく眠れて、寝すぎてしまうくらい。こうした二拠点生活のバランスが丁度いいのかもしれません」

お気に入りの場所は、ガラス張りの壁沿いに設置した椅子。木々の向こうに垣間見える山中湖を眺めながら、ゆったりと過ごしています。「ここは湖よりも少し高い場所にあるので、湖が雲海に包まれるような幻想的なシーンを見ることもできるんですよ」

しっとりとした雨の湖に魅了され

長年、仕事に忙しい毎日を送っていた深山さんは、「東京で暮らす家は賃貸で」と考えていました。その一方で、「都心とは違う場所に家を持ちたい」という思いが膨らみ、長野県に土地を購入。しかし、仕事場から遠いために別荘の建築は諦め、10年ほど前に手放してしまったそうです。

再び、もう一つのわが家の購入に向けて動き始めたのは、自分の時間が持てるようになったコロナ禍。物件探しのために山中湖を訪れた理由は、都心から近く、山梨県内の大学に在学中、よく足を運んでいた場所だったからだといいます。所属していた写真部で撮影に来たこともあるそうで、山中湖の魅力について、「過度に観光地化されておらず静か。特に雨が降り、しっとりとした雰囲気の山中湖が昔から好きでした」と語ります。

富士急別荘地セールスオフィスで相談すると、スタッフから30年ほど前の古い建築雑誌に載る「山中湖のガラス小屋」と名付けられたこの家を紹介されました。「発想が面白いなと思いました。とにかくデザイン性が気に入ってしまって。この家に暮らしてみたいと思ったんです」。一目で魅了された深山さんは、富士急別荘地の情報サイト「フジヤマスタイル」を頻繁にチェック。この家がアップされるとすぐに問い合わせ、2021年秋に購入しました。

スタジオでモデル撮影を行う深山さん(本人提供)

生活スタイルに合わせリノベーション

デザイン性を重視しているため、1階と2階をつなぐ階段が屋外に設置されているなど、生活に不便な点もありましたが、1階のサウナ部分を取り壊して階段にするなど、自身の生活スタイルに合わせてリノベーション。深山さんいわく「ガウディのサグラダ・ファミリアのように少しずつ」、理想のわが家に近づけています。

また、深山さんは山中湖の家を訪れるとき、高速バスを利用しています。東京駅から、山中湖の最寄り駅・富士山駅(富士吉田市)までは2時間ほど。富士山駅の近くに駐車場を借り、駅から山中湖までの行き来には自家用車を使っています。「都内で駐車場を借りるよりもずっとリーズナブルですからね」と笑います。

料理はほとんどしませんが、「お腹がすいたときは、近くにおいしいピザやパンのお店があって不便は感じません」とマイペースな暮らしを楽しんでいる深山さん。「別荘というよりも、暮らす拠点と考えています」と山中湖への思いを語ってくれました。

深山さんが学生時代に撮影した山中湖の写真

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