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Vol.7 ギターと過ごした40年。音楽家として一番大切なこと|人々|ライフスタイル&グルメ紹介|富士山・山中湖の別荘ならフジヤマスタイル

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日本のギター界の第一線を走り続けるギタリスト・荘村清志さん。山中湖を愛し、しばしば訪れるという荘村さんに、ギターと共に過ごしたライフストーリーを伺いました。

若き日のスペイン留学。日本を代表するギタリストに

9歳でギターを始め、16歳の時に世界的に有名なナルシソ・イエペス氏に教えを請うためスペインに留学した荘村さん。「ギターを始めたのは、学生時代にプロを目指していた父の強い希望があったから。当時はギターが好きというよりも、父の敷いたレールの上を走っている感じでした。でも、負けず嫌いだったので、留学するからにはベストを尽くそうと思いましたね」。海外旅行が珍しい時代、たくさんの友人に見送られながら決死の覚悟で渡航したと言います。

4年にわたる留学の後、日本でのデビューリサイタルを行ったのが1969年。アルバム制作や海外ツアー、 NHKの教育番組『ギターを弾こう』への出演など順調にキャリアを積み、荘村さんの存在は音楽界を超えて広く知られるように。また、オーケストラへの客演や多くの音楽家とのジャンルを超えたコラボレーションにも意欲的に取り組み、「テクニック音楽性ともに第一人者」と高い評価を得るようになります。

スランプによって掴んだ、音楽との新たな関係

ところが、演奏家として脂の乗りきった40代半ば、荘村さんはスランプを経験します。指が満足に回らなくなるなど、 技術的な低下を実感するようになり、「自分はもう終わってしまうのか?」と不安に駆られた日々。しかし、自分自身と向き合う中で、大切なことに気づきます。「演奏家はノーミスで演奏することを目指すもの。しかし、それにこだわりすぎると音楽家として最も大切な“音楽を楽しむ”という側面がおざなりになってしまいます。ミスを怖れて守りに入ることで、曲のテンポが落ち、体が硬くなる…。いつの間にか悪循環にハマっていたんですね」と、と荘村さんは話します。

それに気づいてからは、「ミスをしてもいい、とにかく積極的に音楽を楽しもう」と気持ちを切り替えるように。また、全身が脱力した状態で演奏できるよう、テクニック面での研究も重ねました。「聴衆は、完璧な演奏よりエモーショナルな何かを求めて聴くんです。だからこそ、演奏者が音楽を楽しんでいないとダメなんですね」。

50代。経験に裏打ちされた、円熟味あふれる演奏へ

スランプからの脱出を経て、伸び伸びと演奏を楽しめるようになった荘村さん。50代に入り、 彼の音楽はよりいっそう情感豊かなものに変化します。「この頃から演奏していると、内面からさまざまな感情が自然と湧き出てくるようになりました。これまでの人生で経験し、 吸収してきたあらゆるものが自分の中に蓄積・熟成し、音楽という形をとって花開いてきたように感じます。音楽って抽象的なもののように思われますが、悲しみや喜びなど実体験に基づいた感情がそのまま現れる、すごく具体的なものだと思うのです。ピアニッシモはただ漠然と音量を落としただけでは、聴衆を引き込むことはできません。そこに、弾き手の具体的な感情を込めることで、説得力のあるピアニッシモになるのです。だからこそ色々な経験が必要なんですね」。

楽譜からいかに多くのものを感じ取れるかが演奏家の使命だと、荘村さんは語ります。「同じ曲、 同じ楽譜でも、若い頃とは違う感じ方や弾き方ができるようになったのを感じます。これからどんな音楽を紡いでいけるのか、自分自身、とても楽しみにしています」。

2008年秋に、スペイン北部の都市・ビルバオで、地元オーケストラとのレコーディングを行う荘村さん。

2008年秋に、スペイン北部の都市・ビルバオで、地元オーケストラとのレコーディングを行う荘村さん。「各パッケージにインスピレーションを織り込みながら録音したい」と意欲的だ。

「山中湖は、自分にとって『また東京でがんばろう』と思わせてくれる充電の地」と荘村さん。

「山中湖は、自分にとって『また東京でがんばろう』と思わせてくれる充電の地」と荘村さん。屋内で過ごすほか、景色を楽しみながらのんびりと散策することもあるそうです。

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40年近いキャリアを横断する内容のベスト盤。ギターの魅力を最大限に引き出した曲や、誰もが知っている小品を多数収録。『千の風になって』の新録音も楽しめる。荘村ファンはもちろん、これからギターを始めたい人にも最適な1枚。

荘村 清志さん

Profile 荘村 清志さん

スタンダードな名曲から現代音楽まで、幅広い楽曲レパートリーと高い人気を誇る「日本ギター界の第一人者」。幼少よりギターを学び、1964年スペインに留学、巨匠ナルシソ・イエベス氏に師事。69年の日本デビューリサイタルで高い評価を得る。

以後、リサイタル公演、日本のオーケストラへの客演など多彩な活動を続けると共に、ギターの魅力を人々に伝えている。

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