HOME > ライフスタイル&グルメ紹介 > 人々|Vol.43 -山中湖を自転車の聖地へ-「山中湖サイクリングチーム」、始動。
いよいよ開催が間近に迫った東京オリンピック。自転車競技の会場となる山中湖でも開催の準備が着々と進み、期待感もますます募ってきています。
そんな山中湖に、このたび新たなトピックスが生まれました。それが山中湖を拠点とする自転車競技チーム『山中湖サイクリングチーム』です。
この組織は、世界最高峰をめざす若手プロ中心のトップチーム「山中湖シクリスムフォーマション」と、その活動を支援し地域のスポーツ文化育成の裾野を広げることを目的としたサポーターズクラブ「山中湖サイクリングクラブ」によって構成されています。
「自転車愛好家の間では山中湖は国内有数の人気エリアなんですが、地元ではそのことがあまり知られてないんですよね。サイクリストは誰もが、美しく素晴らしい環境の中で走りたいと思っていますが、日本の象徴である富士山を望みながら高原の湖畔や林を、自由に、気持ちよく走れる山中湖エリアは、その想いを叶えるのに最高の舞台なんです」
山中湖シクリスムフォーマションのチームマネージャーを務めるフランス出身のボシス・トムさんは、母国での大学在学中から自転車競技のプロとして活躍。輝かしい戦歴を残した後、日本への留学を契機に、日本の自転車競技をもっと発展させたいとの想いを募らせてきたのだと言います。
「私のプロとしての経験や海外とのパイプを生かして、若手プロの夢を叶えてあげられたら最高ですね」
山中湖サイクリングチームは山中湖にスポーツ文化を醸成するために、2つの方針を立てています。一つは、世界に通じる選手を育成すること。そして二つ目が、山中湖から全国に向けて自転車競技のムーブメントを起こすことです。
「地域スポーツを根付かせるためには、その旗印としてのプロのトップチームが必要です。『地元のプロチーム』をシンボルとすることで地域の皆さんに自転車への興味や親しみが広がり、自転車熱の深まりが期待できるんです」
サッカーのJリーグのように、トップチームと地元が一体となって自転車の文化が育っていく山中湖。それがトムさんの描く未来像です。
自転車競技はラインレースとも呼ばれるように、市や県の境界を越え、エリアを横断して展開されるのが特徴。自転車競技の人気がさらに高まっていけば、コース上の各地への注目度もアップし、観光やにぎわい創生につながる効果も大いに期待できるんですとトムさん。
「国内でも『ツール・ド・とちぎ』などの実例もありますし、『ツール・ド・山梨』などの実現も決して夢ではありません」
トムさんの想いからスタートしたこの構想は、山中湖を活性化させたいという地域の人々の大きな共感を得て、今、山中湖サイクリングチームという姿に結実しました。
「日本ではメジャーではありませんが、自転車競技は実は世界でもっとも人気のあるスポーツの一つ。例えばツール・ド・フランスは、オリンピック、サッカーワールドカップと並ぶスポーツイベントとも言われるほどですから、オリンピックではきっと皆さんも世界のメディアの注目度の高さに驚かされると思いますよ」
来年のオリンピックでは世界のトップ選手が山中湖畔を走る姿をぜひその目で見て、自転車競技の真の魅力を感じ取ってほしい、とトムさん。
「自転車なら山中湖」。そんな声が聞かれる日を楽しみに、日本のサイクルの聖地をめざす山中湖サイクリングチームの活躍を、ぜひ応援したいですね。
山中湖サイクリングチーム
山中湖シクリスムフォーマション
チームマネージャー
山中湖:0120-232-236
十里木:055-998-1212
受付時間9:00〜18:00(土日祝も営業)
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