【お酒】冬の別荘生活を癒すホットアルコール|フジヤマクロスロード

山中湖・富士山で趣味を極める2015 / 11 / 26

【お酒】冬の別荘生活を癒すホットアルコール

旧暦では11月のことを「霜月(しもつき)」と呼びますが、東京より年間平均気温が7℃以上も低い山梨県の山中湖周辺では、文字通り霜が降りるほど寒い季節になってきました。11月になれば最高気温が12.0℃程度までしか上がらず、最低気温が氷点下ということも珍しくありません。では、山中湖別荘地でこれからの時期を過ごされる方は、どのように厳しい冬を過ごしているのでしょうか?

富士山麓で大人のライフスタイルや上質な時間の過ごし方について考えるこのコラム、今回は「冬の別荘生活に温かさと安らぎを与えてくれるホットドリンクレシピ」についてご紹介したいと思います。別荘でホームパーティーを開催する機会も増えてくるクリスマスや年末年始。ご家族はもちろん、ご友人やビジネス仲間などをおもてなしする際にも、知っておくといいことがあるかもしれません。

今冬の別荘生活におすすめ、ホッとする飲み物4選

グリューワイン(ホットワイン)

ドイツやフランス、北欧諸国などのクリスマスには欠かせない飲み物がこちらのグリューワインです。温めた赤ワインに、砂糖・シナモン・グローブ・ローリエ・カルダモン・ナツメグなどを入れ、最後にオレンジスライス(もしくは少量のオレンジジュース)を入れたら完成。グローブやカルダモンには消化を助ける作用もあるので、食べ過ぎがちなパーティーにはとくにおすすめです。

ホットバタービール

J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』に登場したことで日本でも一躍注目を集めた飲み物です。「バタービール」という名前ですが、ノンアルコールなのでお子様に作ってあげれば喜ばれること間違いなし。クリーム状にしたバターに卵白と砂糖を混ぜて泡立て、その泡を注いだジンジャーエールに乗せるだけ。お好みではちみつと生姜を入れれば、体の芯までポカポカに温まります。

ホットミントウイスキー

ペパーミントティーにウイスキーをブレンドしたお酒です。ペパーミントにはリラックス効果があるだけでなく、偏頭痛を鎮静化する、食べ過ぎ・飲みすぎなどが原因の胃もたれを緩和する、眠りを深くするなどの効果も。抗酸化作用のあるポリフェノールを多く含むウイスキーと一緒に飲むことで、体調不良とは無縁の生活に近づけます。ベンリアックやボウモア、マッカランで、お好みの味を見つけてみてはいかがでしょうか?

プンシュ

オーストリアのクリスマスマーケットでよく飲まれているのが、プンシュという名のお酒です。主役となるのはブランデーやラム酒ですが、中東で親しまれているアラックという蒸留酒で作るプンシュも人気があります。リンゴジュースをスパイスとともにゆっくり温め、アルコールを加えたらでき上がり。ライムやオレンジ、レモン、ラズベリーなどでお好みのフレーバーを楽しめます。冬の風物詩とも言える、ホットな飲み物です。

寒い冬に、身も心も温まる一品

ログハウスの本場である北欧で最も定番のホットアルコールと言えば、グリューワイン。当地ではグロッグ(グルッグ)という名前で親しまれており、ここ日本でも近年急激に愛好家の数を増やしています。ログハウスのリビングで、冷たい手をグラスで温めながら冷えた体にゆっくりと流し込むグリューワイン――。寒い冬に、身も心も温まる至高の一品です。

和食やお魚料理に合わせて飲みたいという方には、上品な口当たりの甲州ワインを使ったグリューワインもおすすめです。温熱作用があるゆずをプラスすれば、より繊細な味覚を楽しむことができます。別荘地の冬は寒いですが、お気に入りのホットアルコールと温かい人と人のつながりがあれば悪くない。きっと、そう思っていただけるのではないでしょうか。