【フルーツ】今が旬の山梨で食べたい絶品スイーツ|フジヤマクロスロード

山中湖・富士山で趣味を極める2016 / 08 / 25

【フルーツ】今が旬の山梨で食べたい絶品スイーツ

山梨県は雨が少なく、日照時間が長いことから、四季を通してさまざまなフルーツが採れる「フルーツ王国」です。中でも、7月から8月にかけて旬を迎える夏のフルーツ「葡萄」「桃」「すもも」の生産量は全国1位。さんさんと降り注ぐ太陽の光を浴びた真夏の果実は大きく育ち、その甘さとみずみずしさで私たちの舌を楽しませてくれます。

そんな山梨では、旬の果物をふんだんに使ったスイーツが味わえるお店がたくさん存在します。今回のフジヤマクロスロードでは、山梨県が誇る「葡萄」「桃」「すもも」を使った絶品スイーツについてご紹介します。

美味しいフルーツを育む山梨県の気候

都道府県別日照時間TOP5(2013年)
1位 山梨県 2,462時間
2位 宮崎県 2,411時間
3位 高知県 2,373時間
4位 群馬県 2,366時間
三重県 2,366時間

※出典:統計でみる都道府県のすがた(総務省統計局)

2013年の山梨県における日照時間は1年間で2462時間となり、全国平均値(2075時間)を387時間も上回りました。この日照時間の長さが、美味しいフルーツを育む理由の一つになっています。また、「海なし県」である山梨は内陸性気候で寒暖差も比較的大きく、果物にとっては厳しい条件となることから、養分を蓄えようとして糖度が高くみずみずしいフルーツができると考えられます。

山梨フルーツの基礎知識~葡萄編~

山梨県では、約1300年という大昔から葡萄の栽培が行われてきました。収穫量はもちろん栽培面積も全国1位で、名実ともに山梨県を代表するフルーツです。葡萄の旬は7月から8月のものが多く、中には10月頃まで長く楽しめる品種もあります。山梨葡萄の代表格は、全国生産量の約94%を占める甲州。皮には独特の渋みがあるものの、果粒は大きく、酸味と果実味のバランスに優れた品種であることから、山梨ワインの原料としても有名です。

山梨葡萄の糖度は18度前後のものが一般的ですが、甘いものになると25度を超えます。藤稔(ふじみのり)、紅瑞宝(べにずほう)、ガーネットなど、晩成種には甘くて味が良いとされるものが数多くあります。

山梨県で食べたい葡萄スイーツ

3種のぶどうのパンケーキ

店名: つぐら舎

住所: 〒409-1316 山梨県勝沼町勝沼2997

TEL: 0553-39-8915

URL: http://bit.ly/2acrV9b

シャインマスカット、ピッテロビアンコ、甲斐路という3種類の品種の葡萄がまるで宝石のように埋め込まれたパンケーキです。フレッシュな自家製葡萄ジュースも人気です。

レーズンサンド

店名: 葡萄屋kofu

住所: 〒400-0031山梨県甲府市丸の内1-1-25

TEL: 055-254-8865

URL: http://bit.ly/2aoTNcO

山梨県産の大粒ピオーネなどの品種を使ったレーズンサンド。クリームと合わせていない珍しいタイプのレーズンサンドで、シンプルながら葡萄の味をたっぷり堪能できます。

 

 

山梨フルーツの基礎知識~桃編~

全国の収穫量の約34%を占め、7月の東京中央卸売市場では「山梨県産が90%を占める」とも言われる桃。春先には畑一面がピンク色の絨毯で敷き詰められ、6月中旬から8月中旬にかけて生産のピークを迎えます。糖度は10度から20度ぐらいのものが一般的ですが、酸味が少ないので10度前半でも十分に甘さを感じられます。

山梨県で最も収穫量が多い品種は、酸味が少なく上品な味わいが特徴の白鳳(はくほう)。旬は7月中旬~7月下旬と短いですが、全国各地で根強い人気を誇ります。他には、香り高い果肉の浅間白桃(あさまはくとう)、シーズンの最後に出回る晩生種の川中島白桃(かわなかじまはくとう)などが山梨県の名産です。

山梨県で食べたい桃スイーツ

ピートソレイユ

店名: 桃の家カフェ ラ・ペスカ

住所: 〒405-0032 山梨県山梨市正徳寺1131-1

TEL: 0553-34-5359

URL: http://bit.ly/2avqkRi

桃を専門に生産・販売する農業生産法人による夏季限定のカフェで食べられる人気スイーツ。大胆にカットされた新鮮な桃とジェラート(チョコ)を一緒に味わえます。

麗しの夏パフェ

店名: Peach Cafeなかにし

住所: 〒405-0073 山梨県笛吹市一宮町末木544-1

TEL: 0553-47-1948

URL: http://bit.ly/2avqkk1

採れたての桃を1個以上使ったパフェが食べられるのは、桃農家のカフェならでは。桃とアイスクリームとグラニテだけが入った、シンプルながらも非常に贅沢な味です。

 

 

山梨フルーツの基礎知識~すもも編~

すもも(李)というと「一口大の酸味が強いフルーツ」と言ったイメージがあるかもしれませんが、最近では大玉で糖度の高い品種も出てきており、取り寄せなどでも人気です。糖度は高いものになると、20度近くになります。

すももの品種として最も有名で、かつ「山梨すもも」の主力となっているのがソルダムです。濃い赤色をした果実は甘味と酸味のバランスが良く、大ぶりで食べ応えがあります。他にも、200g以上の大玉でこれまでのすもものイメージを変えた貴陽(きよう)、糖度が16~20度と高いサマービュート、主力の晩生品種である太陽(たいよう)などがあります。

なお、すももは皮に酸味が多く含まれているため、皮をむいて食べると甘みが増します。また、常温で保存することによっても酸味がなくなってまろやかな味わいになるので、酸味が苦手な方は試してみてください。

山梨県で食べたいすももスイーツ

すもものソフトクリーム

店名: オーチャードカフェ

住所: 〒405-0043山梨県山梨市江曽原1488笛吹川フルーツ公園くだもの広場内

TEL: 0553-23-4101

URL: http://bit.ly/2avpS5z

果実そのままの味を生かしたソフトクリームには果肉もふんだんに入っており、食感まで楽しめます。さっぱりした味わいは、暑い夏にぴったりです。