仕事も休暇もウェルネスに。夏バテに効く行動習慣と食べ物
山中湖・富士山で趣味を極める2017 / 08 / 17
【バイク】男たちがハーレーのカスタムに魅せられる理由
作品としてのオリジナリティをとことん追求し、「自分らしい愛車」を実現できるのがカスタムの魅力と言えます。以前のコラムでハーレーダビッドソンの魅力についてご紹介しましたが、ハーレーダビッドソンは「カスタム愛好家」が多いことでも知られています。ではなぜ、完成されたブランドであるハーレーダビッドソンを自分色に染めたがる男性が多いのでしょうか。
富士山麓や山中湖畔で大人の趣味やライフスタイルにフォーカスするこのコラム、今回はハーレーならではのカスタムの魅力とこだわりのポイントに迫ります。
壮年・熟年ライダーがハーレーにこだわる理由
今から130年以上も前、自動車開発のパイオニアであるゴットリープ・ダイムラーによって誕生したバイク(オートバイ)。当時は希少かつ高級品として扱われていましたが、今では趣味・嗜好品として誰でも手に入れることができます。そんなバイク業界の中で絶大な存在感を放つのがハーレーダビットソンです。「バイクを知らない人でもハーレーなら知っている」と言われるほど、知名度と注目度は群を抜いています。
前回もご紹介した通り、独特なサウンドと迫力の鼓動感を兼ね備えるVツインエンジンがハーレー最大の特徴。このVツインエンジンは、「ハーレー以外では再現不可能」といっても過言ではありません。乗り手の気分を高揚させるこのアメリカンらしいサウンドが、40代~50代のライダーを惹きつける武器となっているのです。
また、ハーレーはファッション性が高く、レザージャケットや革パンといったワイルドなアイテムがマッチします。利便性でも性能でもなく、「見た目」をバイク選びの基準とするライダーにとっては、もっとも魅力的に映りやすいバイクと言えるかもしれません。
ハーレーダビッドソンジャパン
こだわるならどこ?代表的なカスタムパーツ3選
種類が多いカスタム初級編「ハンドル」
ハーレーのカスタムパーツの中でも、特に種類が豊富なのがハンドル。比較的安価に手に入れられるものも多いため、カスタムビギナーの方でもこだわりやすい人気のパーツです。ハンドルまわりをスッキリまとめてクールな見た目にしたり、個性を追求したい場合はショップでワンオフ製作したりすることができ、自由度の高さが魅力です。
印象をガラリと変えられる「マフラー」
マフラーひとつで印象がガラリと変わるため、カスタムするうえで重要なパーツのひとつと言えます。ハーレーの魅力とも言えるエキゾーストノート(排気音)の変化を楽しんだり、エンジン性能の向上をねらって変更したりと、ライダーの好みによって選ぶマフラーも変わってきます。
乗り味にもこだわりたい「キャブレター」
エンジン燃焼に必要なガソリンと空気を適正な比率で混合して送り込むためのパーツであるキャブレターを変更すると、スロットルレスポンスや乗り味に変化が生まれます。カスタムによって不足気味になる吸気量をカバーしたり、中~高速域での爆発的なパワー感を発揮したりすることも可能です。
チェックしておきたいハーレーのカスタムパーツショップ
上述した「ハンドル」「マフラー」「キャブレター」だけでなく、カスタムパーツの種類が多いのもハーレーの特徴です。そのため、カスタムビギナーの方にとっては何をどうしたらいいのか悩んでしまうこともあるでしょう。
おすすめはプロのいる専門店でアドバイスをもらい、取付け・交換までお願いすること。なかには公道走行不可のパーツや取付けに専門知識を必要とするパーツも多く、何よりオートバイは事故が命に直結する乗り物なので、専門家に相談したほうが賢明です。
パーツを購入する際は、取付け・交換ができる店舗があるショップを選ぶとよいでしょう。カスタムパーツを購入できるオンラインショップは数多くありますが、取付け・交換にも対応できる実店舗を有しているところは多くありません。オンラインショップでパーツを購入できる「ネオファクトリー」は、ハーレーダビッドソン用パーツのディストリビューター。カスタムのプロが在籍する店舗「ネオガレージ」もあるため、初心者でも安心です。
実店舗を構えているカスタムパーツショップの一例
ネオファクトリー
HDパーツ
奥深いハーレーダビッドソンの世界
重心を低く構えたマシンにまたがり、足を前方へ投げ出すスタイルで果てしない一本道を疾走する様は、多くのライダーが描く「カッコいい」イメージそのもの。愛車にカスタムを施し、世界で一台のオリジナルに仕上げれば愛着もひとしおです。どこにもない独自の世界観を持ち、手間をかければかけるほど味わい深さを見せてくれるハーレーは、まさにバイク乗りにとって唯一無二の存在と言えるのではないでしょうか。
今年の夏~秋はカスタムハーレーにまたがり、富士山麓をワイルドに走り抜けてみませんか?