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山中湖・富士山で趣味を極める2017 / 12 / 14
【自動車】ガレージハウスの主役にしたい、人気国産スポーツカーの復活に注目
かつて一世を風靡した国産スポーツカー。しかし時代の移り変わりとともに、「燃費が良くない」「ファミリー向きでない」といった理由から低迷の憂き目に遭っていました。しかし近年、ホンダのS660やNSX、マツダのロードスター、トヨタの86、スバルのBRZ、日産のGTRなどの国産スポーツカーが次々と復活を遂げているのをご存知でしょうか。
今回のフジヤマクロスロードでは、そんな国産スポーツカーの魅力と、現在スポーツカーが注目を高めている理由についてフォーカスしたいと思います。
国産スポーツカーの隆盛、低迷、そして復活
スポーツカーの隆盛と低迷
世界的には、1915年にスペインで製造された「イスパノ・スイザ3.5L」がスポーツカーの源流とされています。日本でスポーツカー文化のきっかけを作ったのは、1960年代付近のダットサン・フェアレディ(日産)、S500/S600/S800(ホンダ)、2000GT(トヨタ)など。これらが70年代、80年代の開発・製造競争の火付け役となりました。その後、80年代に日産のスカイライン、マツダのRX-7、三菱のスタリオンなどが発売されると、スポーツカーは若者が好んで購入する車となり、90年代前半までその人気は続きました。
しかし、バブルの崩壊による景気の冷え込みや環境への意識の変化などによって、多くのスポーツカーが販売不振に陥ってしまいます。スポーツカーは趣味の側面が強く、実用性を求める時代背景にそぐわないものになっていきました。それが原因で、長い「冬の時代」を迎えることになったわけです。
近年、スポーツカーに復活の兆しが
そんな国産スポーツカーに復活の兆しが見え始めたのは、2000年代の後半ごろ。各自動車メーカーが若年層をターゲットとした低価格スポーツカーの開発や、スポーツ性能と環境性能を両立させるハイブリッドスポーティーカー、またスポーツカー並みの性能と広いキャビンを兼ね備えたスポーツカーなどの商品化に力を入れ始めました。
そして、2007年から2008年にかけて日産のGT-RやモデルチェンジされたフェアレディZが、2012年にはトヨタの86が発売。かつての名車たちが、再び表舞台に登場し始めるようになったのです。その後もホンダのS660やNSXの復活、マツダのロードスターのモデルチェンジなどがあり、愛好家たちを喜ばせています。
国産スポーツカー復活の背景には、「若い頃にスポーツカーを乗り回していた世代がバイタリティもお金も持っているアクティブシニア層になったこと」や「各社が走りの性能をとことんまで追求するスポーツカーに品質の高さや最新テクノロジーをアピールする広告塔としての役割を見込んでいること」などが挙げられます。また、自動運転技術の進歩が期待されている時代だからこそ、「運転を楽しむ」という側面が強いスポーツカーの魅力があらためて見直されているのではないか――という見方もあるようです。
ファンの期待を裏切らない、「注目」のシンボルカー
マツダ「ロードスター」
2015年に復活したマツダのロードスター。その年の「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」と「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」のダブル受賞を飾るなど、世界でも高い評価を得ているスポーツカーです。発売当初はソフトトップモデルのみでしたが、2016年11月にハードトップモデルのロードスターRFが登場し、話題となりました。高いデザイン性と走行性能を誇るロードスターは、海外の道路でも存在感を放ちます。
日産「フェアレディZ」
1969年、ダットサン・フェアレディに代わって発売されたS30型系から始まり、2000年12月まで改良を重ねながら販売されていたスポーツカー。一時は絶版車種となるも2002年7月に復活し、年次改良を繰り返しながら6代目「フェアレディZ Z34」に至ります。そんなフェアレディの最新モデルが「Z35」のコードネームで開発中のようです。2017年12月の時点ではいまだ噂の域を出ないものの、常に進化を続けてきたフェアレディの次期モデルに期待が高まります。
トヨタ「スープラ」
1986年から2002年まで国内で販売されていた、トヨタのスポーツカー。特に1993年から販売終了まで販売されていた4代目「80スープラ」は絶大な人気を誇っていました。そのスープラが、BMW「Z4」の後継モデルと共同で開発されているようで、復活はかなり現実味を帯びてきていると言えるでしょう。MTモデルやハイブリッドモデル、ハイエンドモデルの追加など、販売を見越した噂も出てきています。
ホンダ「S2000」
ホンダが1999年から2009年まで販売を行っていたオープン仕様のスポーツカー「S2000」にも復活の噂が出ています。以前のようなFRモデルのままに、「シビック タイプR」の2.0リッター直列4気筒i-VTECターボエンジンがアップデートされて組み合わされるのだとか。一世を風靡したNSXを小さくしたモデルとなるとも言われており、一部では「ベイビーNSX」とも呼ばれています。確定的な情報は出てきていないものの、復活の期待が高まる一台であることに疑いはありません。
復活したスポーツカーとともに過ごす別荘ライフ
かつての隆盛を取り戻しつつある国産スポーツカー。ハンドルを握るたびに「走る悦び」を感じさせてくれるスポーツカーと、別荘やセカンドハウスでの暮らしを満喫してみてはいかがでしょうか。一人で気ままに運転するもよし、別荘のオーナー仲間やビジネス仲間とドライブするもよし。ライセンスを習得すれば、富士スピードウェイのサーキットを走ることもできます。
富士山に近い山中湖畔別荘地なら、お気に入りの愛車をリビングから眺めて過ごせるガレージハウスも実現可能です。また、今なら屋根付きガレージが備わっている新築建売別荘もお選びいただけます。国産スポーツカーを100%楽しむことのできる富士山麓の別荘で、誰にも邪魔されない、素敵な趣味の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。