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【紅茶】冬の寒い別荘に、優雅なティータイムはいかが?

皆様はコーヒー派でしょうか?それとも紅茶派でしょうか?それぞれ愛好家は多いと思いますが、TOKYO FMのあるラジオドラマのWebサイト内で行われた「コーヒーと紅茶、どっちが好きですか?」というアンケート調査(2017年7月28日~8月2日に実施/回答数:311票)では、コーヒー派が70.4%、紅茶派が29.6%という結果になったそうです。

これほどの大差が付いたことは驚きですが、だからといって紅茶が魅力的ではないということではありません。紅茶も茶葉の種類や美味しい淹れ方など、知れば知るほど奥が深いものです。富士山の麓で大人の趣味やライフスタイルについて考えるフジヤマクロスロード、今回はそんな紅茶の魅力を追求していきたいと思います。

紅茶がもっと美味しくなる基礎知識

普及のきっかけはオランダとイギリス

お茶そのものは紀元前2000年よりも前から飲まれていたと言われていますが、紅茶の歴史は1600年代、オランダが茶葉を中国からヨーロッパへと持ち込んだことから始まります。これがヨーロッパ中に紅茶が広がるきっかけとなるのですが、この頃にヨーロッパで飲まれていたお茶はまだ「緑茶」でした。

しかし、1672年に勃発した第三次英蘭戦争を受けてイギリスがオランダからお茶の輸入権利を奪うと、中国の都市アモイを拠点にお茶の輸入を開始します。このアモイに集められていたお茶が、現在の紅茶に近い「武夷茶」でした。武夷茶は茶葉が黒かったため「black tea」と呼ばれ、これがヨーロッパで徐々に人気を獲得していきます。これが、今の紅茶文化へとつながっていくわけです。

知られざる紅茶の「等級」とは?

紅茶には茶葉の違い以外にも、等級によっていくつかの種類に分けられます。この等級は、品質を表すものではなく茶葉の大きさや外観を表すものです。以下で詳しく見ていきましょう。

OP(オレンジペコー) しばしば耳にすることがあるオレンジペコーは、この等級の一つです。一般に7mm~11mmの細かい針金状のものを指し、葉は薄く芯芽を含んでいます。水の色はオレンジで薄く、香りが強いのが特徴です。
P(ペコー) 茶葉が太めでよく揉まれたものです。オレンジペコーよりも短く、針金状ではありません。芯芽もあまり含まれず、水の色は一般的にOPよりもやや濃く出ます。
BOP(ブロークンオレンジペコー) 機械で細かくカットしたタイプの茶葉です。サイズは2mm~4mmほどで、最も多く芯芽を含み、上級品が多いとされています。水の色は濃く、優れた香りとコクのある味が特徴です。
BOPF(BOPファニングス) ブロークンオレンジペコーよりもさらに細かく、1mm~2mmほどの大きさの茶葉です。水の色もさらに濃く、香りも早く出るのが特徴。ティーバッグやブレンドに多く使われます。これよりもさらに小さいものをF(ファニングス)と言います。
D(ダスト) 1mm以下の粒状にされた茶葉で、最もサイズが小さい等級です。水の色も濃く、香りも味も強いのが特徴で、良質なものは高値で取引されます。

 

 

紅茶と緑茶とウーロン茶は同じ葉からできる

紅茶、緑茶、ウーロン茶は、すべてツバキ科のチャノキ(学名:カメリアシメンシス)という葉を原料としています。つまりこれらはすべて同じ葉なのですが、製造工程の"発酵"度合いによってどのお茶になるのかが変わってきます。製造工程の中で発酵させないものが緑茶、半発酵させたものがウーロン茶、完全に発酵させたものが紅茶となります。

代表的な紅茶の種類とその特徴

アッサム

北東インドのアッサム地方で作られる紅茶です。コクのある深い味と芳醇な香りが特徴的で、ミルクを入れても紅茶の風味が強く残るため、ミルクティーに最適とされています。ミルクティーにしたい場合は、成分の抽出されやすいCTC製法茶葉(ゴマのように小さく丸められた茶葉)がおすすめです。

ダージリン

「紅茶のシャンパン」とも呼ばれ、世界三大紅茶の一つとしても数えられる茶葉です。ダージリンは春・夏・秋と1年に3回摘まれ、摘まれる時期によって同じ産地でも香りや味が異なります。

春摘み(First Flush)は爽やかな香りで味にクセがないので、基本的にストレートで飲まれます。夏摘み(Second Flush)は味・香り・コクが1年で最も充実しており、ダージリン特有のマスカット・フレーバーと呼ばれる爽やかな香りと上品な甘さが特徴です。秋摘み(Autumnal/オータムナル)は10月~11月頃に摘まれるダージリンで、味が強くやや渋さも加わってきます。

ウバ

スリランカ南東部のウバ地方で作られ、こちらも世界三大紅茶の一つ。ほかの紅茶にはないメントールのような甘く刺激的なフレーバーが特徴的な紅茶です。ストレートでもミルク入りでも、好みに合わせてウバの独特な香りを楽しむことができます。

覚えておきたい紅茶の美味しい淹れ方

汲みたての軟水を使用しましょう

水には「軟水」と「硬水」がありますが、酸化カルシウム含有量の少ない軟水を使用するようにしましょう。日本の水道水は一般的に軟水なので、紅茶の美味しく飲むなら硬水のミネラルウォーターよりも水道水がおすすめ。硬水だと茶葉からタンニンが溶け出しにくく、旨味や香りを引き出しきれません。水道水を勢いよく出して空気を含ませ、ポットの中で茶葉をジャンピング(上下運動)させると、成分をより抽出することができます。

鉄製でない、丸いティーポットを使いましょう

茶葉の上下運動を促すためには、お湯が上下に対流しやすい丸形のティーポットを使用するのが良いでしょう。また、紅茶のタンニンが鉄分と化合することで香味や鮮やかな発色が失われてしまうため、鉄分が含まれていないポットを使用するのが賢明です。

「美味しい淹れ方」の流れを覚えましょう

1.汲みたての軟水を火にかけます。95℃(5円玉台の泡がボコボコと出る程度)まで沸騰させましょう。

2.紅茶を淹れる前にポットとカップにお湯を注ぎ、熱々の紅茶が冷めないように全体を温めておきます。

3.温めたポットに「2g(ティースプーン1杯分)/ティーカップ1杯」を目安に茶葉を入れます。

4.沸騰したてのお湯を勢い良くポットに注ぎ、フタをして蒸らします。蒸らす時間は細かい茶葉の場合で2分半から3分、大きな茶葉の場合は3分から5分が目安です。

5.濃さが均一になるように回し淹れをします。最後の1滴は「ベスト・ドロップ」とも呼ばれ、一番美味しいとも言われているため、最後までしっかりと注ぎましょう。

 

 

冬の寒い別荘に、温かい紅茶で優雅なひと時を

歴史、等級、茶葉の種類、淹れ方など、知れば知るほど奥が深い紅茶。コーヒー派の方も、少し興味がわいてきたのではないでしょうか?茶葉の中には「高級」とされるものもあり、高級紅茶ブランドの「LADURÉE(ラデュレ)」では100gで約7,000円のフレーバーティーが販売されています。また、マカイバリ茶園(インド)のシルバーニードルズと呼ばれるダージリン紅茶は、2003年に紅茶史上最高値を記録しており、2016年摘みのものは100gで19,000円の値が付いています(2017年時点)。

11月頃から最低気温が1℃を下回る富士山麓の山中湖。これからの季節は、家族と、恋人と、友人と、温かい紅茶を囲みながら心と体を温めてみてはいかがでしょうか。澄んだ空気と紅茶の香りを楽しめば、より一層素晴らしい別荘ライフを満喫できるはずです。

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