経営者の自己投資に「自転車」がおすすめな理由|フジヤマクロスロード

自己投資の考え方と選択肢2016 / 05 / 26

経営者の自己投資に「自転車」がおすすめな理由

社員や事業のことを24時間考え、生産性を高めるべく1分1秒にこだわる。経営者というのは非常に頭を使うポジションですが、同時に「体が資本の職業」と言うこともできます。ビジネスに追われて忙しくなると、ついついサボりがちになるのが運動という名の自己投資。しかし、顧客、取引先、従業員、株主、経営者仲間などからどう見られているかを人一倍気にしなければならない立場ですから、運動をサボっている場合ではありません。

そこで、最近しっかりした運動をしていないという経営者や実業家、医者、弁護士の方におすすめしたい自己投資が、「自転車を趣味にすること」です。【サイクリング】本物志向の最強自転車で富士の風を切るのコラムでは、本物志向の方のための自転車選びについてお話をしましたが、今回のフジヤマクロスロードでは、趣味として、ライフスタイルの一部として自転車を取り入れる意義をお話ししていきます。

「自転車」を通して実現できること

知らず知らずのうちに運動不足を解消できる

自転車は、極めて効率的な有酸素運動だと言われています。春先から夏にかけての富士山周辺は絶好のサイクリングシーズン。スピードが出るロードバイクやクロスバイクなら、長距離のサイクリングも爽快です。知らず知らずのうちに筋肉が付いて代謝が良くなるので、運動不足の解消には持ってこいと言えるでしょう。体が運動に慣れてくれば朝起きるのも苦ではなくなりますし、体が軽くなってビジネスにおけるフットワークがさらに機敏になるかもしれません。

自己管理能力が向上し、印象をプラスに変えられる

自分の体調や健康をコントロールする力がなければ、経営者は務まりません。そもそも自己管理能力の乏しい経営者が、何人もの従業員を正しく導いたり、多くのタスクに取り組んで成果を出したりできるでしょうか?「太ってしまった」「やつれて元気がないように見える」という経営者の方は、自身の見た目で会社に損をさせている可能性もあります。自転車を楽しみながら、従業員や顧客に好印象を与えるブランディングに取り組んでみましょう。

造形美がデザインへの感性を高めてくれる

スピードをとことんまで追求するロードバイクは、人間工学や空気力学の観点から非常に緻密に設計されています。そのフォルムは細部まで合理的に計算され、PINARELLO(ピナレロ)、chinelli(チネリ)、DE ROSA(デローザ)といった名だたる世界のハイブランドが「究極の造形美・機能美」を目指して日々しのぎを削り続けています。自分に合った車種・車体を探し求めているうちに「無駄」が気になるようになり、造形・デザインに対する感性もどんどん磨かれていくはずです。

「欲」を満たしてリフレッシュできる

「ストレスを解消する一番の方法は別のストレスを与えること」と言われるほど、経営者は毎日ストレスと隣り合わせ。ですが、自転車を趣味にすれば3つの欲を満たせます。一つ目は物欲。自分の体や趣味に合ったデザインの自転車に出会えた時は、感動もひとしおです。二つ目は向上欲。サイクリストとしてより良い走りにこだわるなら、走行技術の習得や車体のカスタム・メンテナンスに終わりはありません。そして最後はスピード欲。富士山周辺の広々とした道なら平地でも時速40km以上出せるので、お気に入りのロードバイクで初夏の風を受けて走れば気分も爽快です。

自転車は「心」と「体」の両輪を回す乗り物

趣味が高じて150万円以上のバイクを買った堀江貴文ライブドア元社長、土日で100km走っていた時期があるというベネッセの原田泳幸社長のように、自転車に魅せられた経営者は枚挙にいとまがありません。サイクリストになれば彼らのような有数のビジネスマンになれる――というわけではありませんが、少なくとも経営者として心身ともに充実した生活を送れる可能性は高いでしょう。

上記の他にも、環境面や自然への意識が高まる、一人でも大人数でも楽しめる、頭の中を整理する時間を作れる、50代や60代でも無理なく取り組める、といった魅力が自転車にはあります。アウトドアやドライブといった別の趣味と合わせて楽しめるのも、自転車を趣味にするメリット。これからの季節は、富士山麓の別荘や山中湖畔のキャンプリゾートを拠点にサイクリングの旅へ出るのもおすすめです。

おすすめの富士山麓サイクリングロード

Route 1 山中湖と忍野八海を巡るエンジョイコース

山中湖交流プラザ「きらら」→山中湖村役場前→忍野入り口→忍野村役場前→山中湖花の都公園前→マリモ通り→山中湖交流プラザ「きらら」

距離: 約26.5km

標高差: 97m

URL: http://fujieco.j-cycling.org/course/index.html

http://bit.ly/1SsZiEa(コース詳細)

「Mt.FUJIエコサイクリング2015 ~富士五湖サイクルツアー~」で採用されたファミリー・サイクリングコースです。山中湖交流プラザ「きらら」から忍野八海方面を経て、山中湖を周遊します。

Route 2 富士山五合目を目指すヒルクライムコース

富士北嶺公園→丸山→樹海台駐車場→桟敷山→幸助山→富士山五合目

距離: 約25km

標高差: 1270m

URL: http://www.fujihc.jp/course/

約8500名のサイクリストが健脚を競うサイクリングイベント「Mt.富士ヒルクライム」で採用されているヒルクライムコースです。富士北麓公園から、自然の景観が美しい富士スバルラインを登っていきます。