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40代・50代のためのセカンドライフ2017 / 07 / 27
男性に人気の「インダストリアルインテリア」とは?
近年、さまざまなテイストのインテリアが注目を集めています。ナチュラルで温もりのある北欧インテリアは女性を中心に人気がありますが、それとは対照的にゴツゴツとした無機質なデザインで男性人気を集めているのが「インダストリアルインテリア」です。今回は、インダストリアルインテリアの特徴やおすすめの家具・アイテムなどについてご紹介します。
インダストリアルインテリアの特徴
インダストリアルとは「工業的」という意味で、インダストリアルインテリアは工業製品に見られるような「機能美」が備わった実用的なデザインを指します。ゴテゴテと装飾するのではなく、純粋に機能を追求した無骨さ・素っ気なさの中に美しさや格好良さを見出すインテリアと言えるでしょう。
インダストリアルインテリアを構成する要素
具体的にどのようなものが「インダストリアルインテリア」と言われるのか――。おもに次のような特徴を持つアイテムが挙げられます。
- レザーを使ったヴィンデージ風アイテム
- 木、鉄、ステンレスを組み合わせたアイテム
- 金属を使った照明器具
剥き出しの配管やコンクリート打ちっぱなしの壁、レンガ、柱や剥き出しの梁などとの相性が抜群ですが、一般的な洋室であればどこでも比較的馴染みやすく、意外と間口の広いテイストと言えるかもしれません。
DIYを楽しみやすいという付加価値
金属製の家具はインダストリアルインテリアを構成する必須要素ですが、ピカピカの新品ではあまり雰囲気が出ません。そんなときは、ワックスなどを使ったサビ加工で「それらしさ」を出すことも可能です。また、もともと凝った意匠のいらないジャンルなので、手作りの家具も手軽に取り入れられます。DIYで「カスタム」を楽しみながら部屋をおしゃれにできるというのも、男性に人気がある理由かもしれません。
インダストリアルインテリアを代表するアイテム
金属製の家具
なんと言っても欠かせないのが金属製の家具です。たとえばテーブルや椅子なら、「天板が木で足がアイアン」といったものにするだけでも、インダストリアルインテリアのテイストが出せます。ブリキ製のシェルフやラックなども人気です。フレームはブラックやブラウンのものを基本に考えましょう。
レザー製のソファー
使えば使うほど味が出てくる革のソファーは、インダストリアルインテリアとの相性が抜群です。応接室、待合室、事務所などで使われるような、黒や濃いブラウンのソファーを置いてみましょう。
金属製のライト
工場で使われるような吊り下げ式のペンダントライトやランプ、あるいはスポットライトなどを置くと、「インダストリアルな雰囲気」がいっそう高まります。卓上ランプも工業用の金属製のものにするとおしゃれです。
観葉植物
インダストリアルインテリアで意外と重要なのが、アクセントとして観葉植物などの緑を設置することです。工業的なアイテムだけだと、あまりにも無機質で冷たい印象、重たい印象になってしまいます。あくまでも重要なのは、「くつろげる部屋」にすること。その点で、観葉植物の緑がもたらす暖かみは非常に大きな役割を果たします。鉢植えをブリキのバケツの中に入れるなどの工夫をすると、統一感も取れてより効果的です。
清潔感を出すなら北欧家具とのコラボもおすすめ
記事の冒頭で「インダストリアルインテリアは比較的男性の人気が高く、北欧インテリアは女性を中心に人気」といったような対比をしましたが、実のところ、このふたつのインテリアは使い方次第で非常によく馴染みます。インダストリアルインテリアの基本に「木と鉄を使った家具」があるので、北欧インテリアの木製家具も相性がいいのです。コラボさせる場合は、ダークブラウンを基調にしてコーディネートするとよいでしょう。
「こういう思い切ったコーディネートは自宅だとしにくい」という場合には、「非日常な時間」を過ごす別荘でこだわりのコーディネートを実現するという選択肢もあります。新しいお部屋のおしゃれにチャレンジしてみてはいかがでしょう?