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山中湖・富士山で趣味を極める
【カメラ】富士五湖周辺で「●●富士」を撮る
静岡県と山梨県にまたがる富士山は、場所や時間帯、季節によって多様な表情を見せてくれます。その雄大な立ち姿は多くの芸術作品のモチーフになっており、古くは印象派の画家たちに多大な影響を与えた江戸時代の浮世絵から今日にいたるまで、富士山を題材にしたさまざまなアートや写真を見ることができます。
富士山麓で大人の趣味やライフスタイル、上質な時間の過ごし方について考える当コラム、今回はそんな富士山の特別な表情をカメラで収めたい方のために、富士五湖周辺で狙える「●●富士」と、おすすめの撮影スポットについてご紹介したいと思います。
これからの季節に狙える「●●富士」
富士山には夏でも冬でも写真映えする圧倒的な迫力と存在感がありますが、ベストショットを求めて富士五湖周辺に訪れるカメラマンが増えてくるのは秋から冬にかけて。これからの季節に狙えるプレミアムな「●●富士」が、写真愛好家の胸を熱くします。
逆さ富士
逆さ富士(逆富士)は、水面に富士山が上下反転した形で映り込んでいる景観のことです。海外のカメラマンや美術家にも人気が高い景観で、五千円札や千円札には本栖湖の逆さ富士が描かれています。山中湖や河口湖などの富士五湖、静岡県の田貫湖、神奈川県の芦ノ湖などでも見ることができます。
ダイヤモンド富士
富士山の山頂部分に太陽が重なった時の景観で、リングに冠したダイヤモンドのように見えることからこう呼ばれています。富士山が東か西の方向に見える場所で、かつ雲や風がないなど、気象条件がよいケースでしか出合えません。太陽ではなく満月が重なった時の景観は、「パール富士」と言います。
ダブルダイヤモンド富士
逆さ富士とダイヤモンド富士の条件が合わさった時に見られる、山頂にかかった太陽と湖面に写った太陽がふたつのダイヤモンドのように美しく輝く景観です。上のふたつよりも難易度が高いことから、多くのカメラマンに人気があります。狙い目は2月中旬(夕日)と4月中旬(朝日)です。
紅富士
紅富士(べにふじ)は、雪に覆われた状態で朝日に照らされた富士山の山肌が紅色に染まって見える、冬季限定のプレミアムな景観です。これに対し、冠雪がない夏の富士山が朝日に照らされて赤く染まる景観を赤富士と呼びます。どちらも空気が澄んでいる時ほど美しい佇まいを見せてくれます。
おすすめの富士山撮影スポット
平野湖岸
山中湖の東部に位置する平野地区は、構造物などに囲まれて池のようになっているため、波が少ないのが特長。きれいな逆さ富士・ダブルダイヤモンド富士などを撮影できる人気スポットです。
長池湖岸
山中湖の北側にあるこのエリアは、湖越しに遮るものなく富士山が見られる場所として人気です。秋には美しい紅葉も楽しめ、冬には澄んだ空気に映える逆さ富士や紅富士が楽しめます。
花の都公園
山中湖西岸から少し北上したところにある公園です。春から秋にかけては30万m2の広大な敷地に咲き誇る花々と富士山のコラボレーションが見どころで、冬にはダイヤモンド富士も見られます。
大石公園
河口湖の北岸にある公園です。6月中旬から7月いっぱいにかけては、頂に雪を冠していない雄大な青富士を、湖面が穏やかな冬の早朝にはきれいな逆さ富士を撮影できます。
本栖湖西岸
本栖湖は富士五湖の中で最も深く、透明度が高いことで知られています。そのため、湖面に映る逆さ富士も鮮明。朝焼けの撮影が人気ですが、月明かりに照らされた富士山も格別です。
本栖湖で、珠玉の一枚を
冬の富士五湖では高い確率でダイヤモンド富士を見ることができるため、特に年末年始には多くの写真愛好家が「珠玉の一枚」を撮るために訪れます。そうした写真愛好家のために、ダイヤモンド富士を撮影するイベントが富士本栖湖リゾートで開催されます。
富士山愛好家の方やカメラマンの方にとってのベストショットが異なるように、あなたにもあなたが最も心を打たれる富士山の姿があるはずです。今年の冬は、自分がこれだと思うベストショットを探しに、富士山周辺を巡ってみてはいかがでしょうか?
昨年の開催概要
ダイヤモンド富士2013-2014 開催日: 平成26年12月27日(土)~平成27年1月12日(月) 開催時間: 7:00〜9:00 入場料: 大人1,000円/小学生500円/団体(10名様以上)一人850円 場所: 富士本栖湖リゾート園内(竜神池西岸) 住所: 〒401-0332 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖997 |
上記は昨年度の開催概要です。本年度(ダイヤモンド富士2013-2014)の概要は決定次第、フジヤマスタイルのお知らせページで公開いたします。 |