ワンランク上の別荘リフォームにおすすめの設備

40代・50代のためのセカンドライフ

ワンランク上の別荘リフォームにおすすめの設備

「ユニバーサルデザイン」という言葉をご存知でしょうか？ユニバーサルデザインは性別や年齢、国籍、言語、生活習慣、あるいは障がいの有無などにかかわらず、すべての人にとって快適で親しみやすく、使いやすいものを目指した製品・施設・情報などの設計のこと。この考え方はここ10年で急速に進化したと言われる住宅設備にも影響を与えており、すべての人が快適にすごせる住まいづくりに一役買っています。

40代や50代といったリタイアが見えてくる世代の方たちにとって住まいのリフォームは切っても切り離せないテーマですが、それは拠点としている住まいだけでなく別荘でも同じです。富士山麓で大人の趣味や上質な時間の過ごし方について光を当てる「フジヤマクロスロード」、今回は、快適な別荘ライフに取り入れたい最新リフォーム設備をご紹介します。

キッチンリフォームのトレンド

キッチンには、ダイニングとひと続きになっている「オープン型」、ダイニングとのつながりはあるものの一部を造作壁で仕切った「セミクローズド型」、独立した部屋として区切られた「クローズド型」などがあります。一昔前はセミクローズド型やクローズド型が主流でしたが、対話がしやすい、設備がスタイリッシュ、リビングが広く見える、といった理由から近年はオープン型の人気が圧倒的です。

オープン型の中でも人気なのが、アイランドキッチンとペニンシュラキッチンの2つ。アイランド（＝島）キッチンは、調理台やシンクなどの一部もしくは全部を壁面から離した独立タイプのキッチン。ペニンシュラ（＝半島）キッチンは、調理台やシンクなどが突き出したようなデザインの対面型キッチンです。別荘では経営者仲間やビジネスパートナー、友人などを招いてホームパーティーをする機会もありますよね。そんな時、みんなで準備をしたり、パーティーを楽しく演出したりできます。

バスルームリフォームのトレンド

お風呂は1日の疲れと汚れを落とすためのリラックス空間。しかし、住まいの中で特に汚れやすい場所であり、最も事故が多い場所だとされています。そのため、「簡単に汚れを落とせる表面加工」「すっきり納まった水栓金具」「乾きやすく滑りにくい床」「段差のない入口」といったようにユニバーサルデザインが積極的に採用されています。

そしてもう一つのトレンドが、「リラックスの追求」です。浴室リフォームの上質化・高級化に対するニーズは年々高まっており、もはや「ただお湯につかるだけ」「ただ体を洗うだけ」の場所ではなくなってきました。最近の別荘リフォームでは、ジャグジーやテレビモニターなどを採用した浴室のパーソナルシアター化に注目が集まっています。

リビング（居室）リフォームのトレンド

人が集まるリビングルームや居室空間は、ライフスタイルや目的（どのように使うか）によって使い勝手が変わってくるもの。最近では友人や仲の良い近隣家族などを招くケースも多いことから、2つの意味の「みせる」に注目が集まっています。

一つは、お部屋を広く「見せる」こと。そのため、壁を取り払って複数のお部屋を大きなリビングにするリフォームや、壁面・階段などをうまく活かしたデザインリフォームが好評です。もう一つは、最新のスタイリッシュな住宅設備で「魅せる」こと。さまざまな素材、さまざまなカラーを使った壁面収納やハンギングウォール（飾り棚）なら、個性や遊び心をプラスすることができます。

ワンランク上の別荘リフォームにおすすめの設備｜フジヤマクロスロード