経営者がデスクチェアにこだわるべき5つの理由
40代・50代のためのセカンドライフ
マルチハビテーションで自分たちらしい生活を
「家族の成長」にともなって、住まいに求めるものは変わってゆくものです。夫婦共働きで生活しているころは利便性、子供ができれば病院・保育園・大きな公園などの環境面、子供が大きくなればお部屋の広さの優先順位が高くなり、子供がある程度独り立ちしたら、今度は「自分の城」を充実させるかというところが大きなテーマになってくるでしょう。
今回のフジヤマクロスロードでは、残りの人生を充実させるためのライフスタイル「マルチハビテーション」についてご紹介します。
マルチハビテーションとは
マルチハビテーション(Multi-habitation)は、「複数の」「多様な」を意味する接頭語のマルチと、「住まい」「居住地」を意味する名詞であるハビテーションを組み合わせた言葉で、複数の住まいを行き来しながら自分たちらしい生活を実現するライフスタイルのことです。一般的に、都市部で生活する(働く)方たちが自然豊かな田舎に別荘を持ち、平日を都会で、週末を田舎で過ごすようなケースを指します。
マルチハビテーションは、特に欧米諸国で理想とされるライフスタイル。仕事とプライベートの時間を明確に分けたい方が多い欧米諸国では、「オン」と「オフ」の間に物理的な距離を設けることで、これが実践しやすくなると考えられています。
マルチハビテーションのメリット
以下では、都市部で住む(働く)方がマルチハビテーションを実践するメリットについてご紹介します。
・プライベートな時間を自然豊かな場所で過ごせる
・都市生活では難しいアトリエや防音ルーム、倉庫、庭園などを実現しやすい
・時間に追われず、精神的にゆとりのあるスローライフを送りやすい
・別荘などのセカンドハウスを拠点にすることで、さらに行動範囲が広くなる
子供がいるご家庭ではのびのびとした子育てに、DINKS(子供を持たない共働きの夫婦)や子供が独り立ちしたご家庭では趣味の充実に適した生活方法と言えます。お子様と一緒にキャンプをしたり、登山をしたり、ご夫婦で温泉を巡ったり、ご当地のおいしい食材やお酒を買い求めたり――。都心から少し離れたエリアに拠点を持つことで、そうした楽しみ方にも広がりが出てくるでしょう。
マルチハビテーションの始め方
100km圏内を目安に探す
「2つのポイントで見る、山中湖畔別荘地の特徴」でもお伝えしましたが、移動距離が100kmを超えると身体的負担を感じやすくなると言われています。そのため、マルチハビテーションの拠点は「100km圏」を目安に、金曜日のお勤めが終わったからでも気軽に行ける場所を探すと良いでしょう。金曜の夜に別荘に到着できれば、翌日の午前中から週末の生活を満喫できます。
資金計画を立ててみる
別荘には固定資産税・住民税・光熱費・水道権利金・管理費・メンテナンス代などの維持費用がかかります。経営者や医師、弁護士といったお金に不自由がない方でも、無駄な出費は極力避けたいはず。希望の物件でこうした費用がどのくらいかかりそうか、資金計画を立ててみましょう。これを機に、マルチハビテーションによって活用できなくなりそうな習い事(料理教室やフィットネスクラブなど)の費用も見直してみてください。
複数回訪れて環境面をチェックする
勢いで別荘を買ったはいいものの、「意外と遠くて億劫になる」「日当たりが良くない」「富士山がほとんど見えない」といったことに気づいても後の祭りです。リラックスのため、趣味のため、子育てのため――せっかくのマルチハビテーションで後悔しないよう、気になった土地、気になった建物が見つかったら複数回通って環境面をチェックするようにしましょう。
希望や理想を語り合ってみませんか?
30代の頃に比べて仕事に余裕が生まれる40代後半から50代にかけては、夫婦2人の時間が増えてくるタイミングでもあります。これからの60代、70代をアクティブシニアとして生き生き過ごすために、第2の新しい生活について希望や理想を語り合ってみてはいかがでしょうか?
ツーリング、サイクリング、釣り、登山、ワイン、写真、ゴルフ、野鳥観察、温泉、アウトドア――。フジヤマクロスロードでご紹介している富士山周辺や山中湖周辺は、「趣味の宝庫」とも言える恵まれた環境です。山中湖畔別荘地の場合は転貸借地権を利用した別荘地運営なので、固定資産税がかからないというメリットもあります。もしかしたら皆様の描く理想の週末が、この場所にあるかもしれません。