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別荘の日差し対策で、初秋のアウトドアリビングをもっと快適に
都心ではまだまだ残暑が厳しい9月。しかし高原では、明るい陽射しの中にもすでに秋風の涼しさを感じられる時期になってきました。富士山の麓、標高約1,000mに位置する山中湖畔別荘地も例外ではなく、「アクティブになにかしたい」と思えるような爽やかな陽気が続きます。
ただし、気温は低くなっても「日差し」には注意が必要です。今回のフジヤマクロスロードでは、初秋のアウトドアリビングライフの快適さを左右する「日差し対策」に注目していきましょう。
山中湖畔の9月とは?
山中湖畔の平均気温は、年間を通して東京よりも5~7℃ほど低くなっています。2016年の平均気温を比較すると、次の通りです。
【2016年9月の平均気温】
東京 | 山中湖 | |
---|---|---|
最高気温の平均 | 27.7℃ | 23.0℃ |
最低気温の平均 | 21.9℃ | 15.8℃ |
日平均気温 | 24.4℃ | 19.1℃ |
※気象庁「過去の気象データ検索」より
「2つのポイントで見る、山中湖畔別荘地の特徴」のコラムでもご紹介しましたが、真夏でも熱帯夜になることのない過ごしやすさは山中湖の大きな魅力のひとつと言えるでしょう。
涼しくても「輻射熱」には要注意!
実は、人が感じる暑さは「温度」だけでは決まりません。体感温度に大きく影響を与える「輻射熱(ふくしゃねつ)」の存在にも注意が必要です。環境省の「熱中症予防情報サイト」によれば、暑さの度合いを示す「暑さ指数」において、輻射熱は気温の2倍の影響度を持っているとされています。
輻射熱とは?
輻射熱とは、壁や天井、地面、木、岩肌など、周囲のあらゆる物質から放出されている熱のことです。夏は自分に直接日差しが当たっていなくても、室内に差し込んできた日光が壁や天井を熱し、そこから放たれる熱によって暑く感じる場合があります。同じ「26℃」でも夏と冬で感じ方が違うのはこのためです。輻射熱でも熱中症や日焼けなどを招く恐れがあるため、快適に過ごすためには富士山麓などの避暑地においても日差し対策が欠かせません。
知っておきたい初秋の日差しを遮るための選択肢
オーニング
オーニング(awning)は日本語で言う「日よけ」や「雨覆い」です。窓辺やベランダにオーニングを設置することで、景観をさまたげずに太陽光線の室内への侵入を防げます。夏から初秋にかけての紫外線対策として選ぶ方が増えています。
パーゴラ
パーゴラ(pergola)とは、公園などでよく見られる、つる性植物を絡ませて日陰をつくる棚のことです。日本語では「日陰棚(ひかげだな)」「つる棚」「緑廊(りょくろう)」などと呼ばれます。藤を絡ませた「藤棚(ふじだな)」がポピュラーです。
シェード(よしず・すだれ)
窓からの直射日光を防ぎつつ、ほどよく光や風を取り入れられるのがシェードです。古くから日本の夏に欠かせない存在だった「簾(すだれ)」や「葦簀(よしず)」もシェードの一種です。窓の上から吊るしたり、窓の前に立てかけたりといった使い方をします。
グリーンカーテン
グリーンカーテンとは、つる性植物をネットに絡ませて、カーテンやシェード風に仕立てたもののことです。日よけになるだけでなく周囲の気温や室温を下げる効果もあり、見た目も涼しげです。ゴーヤやヘチマ、アサガオなどが適しています。
残暑こそ別荘地で快適に過ごしませんか?
9月に入ると、カレンダー上では「秋が近づいた」という気がしないでもないですが、都心ではまだまだ強烈な残暑が続きます。そのギャップが心身に負担となり、バテてしまう方、体調を崩してしまう方も少なくありません。残暑が厳しいこの時期は都心を離れ、山中湖などの過ごしやすい場所で快適な週末を過ごしてみるのも悪くないのではないでしょうか。心地よい秋風が吹き抜ける別荘地、この時期の気候は格別ですが、適切な日差し対策はお忘れなく。
山中湖畔別荘地には、四季の移ろいを五感で味わえるリビングテラスを備えた別荘があります。静かな森と明るい邸内をつなぐ"暮らしの特等席"で、秋の魅力と至上のくつろぎを存分に味わってみませんか?