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数週間や数ヶ月という長いスパンで別荘を留守にしてしまうのはよくあること。そこで忘れてはいけないのが、湿気や結露の対策です。「久しぶりに別荘を訪れたら、カビ臭くて大変なことに......」という状況だと、せっかくの贅沢な時間が台無しになってしまいます。
湿気や結露は、「梅雨の時期だけ対策をしておけばいい」というわけではありません。別荘で快適な時間を過ごすために、今回のフジヤマクロスロードではカビが繁殖するメカニズムとはや自分でできる予防策についてお伝えします。
「できればカビに悩まされることなく過ごしたい」とは誰しもが思うことですが、別荘地によって湿度に差があることをご存知でしょうか? 例えば、避暑地として有名な軽井沢は、1年のうち100日ほど霧が発生する「霧が多い土地」。これは、近郊で発生した上昇気流が群馬県との県境にある碓氷峠に沿って駆け上がることで急激な気圧低下が生じ、それにより空気が冷やされて霧が発生してしまうことが原因と考えられています。
霧が多く発生するということは、それだけ湿気にさらされているということ。富士山麓の代表的な別荘地として知られる山中湖畔の湿度は、軽井沢より平均6%も低いそうです。これから別荘地を選ばれる方は、霧の有無や湿度も参考にしてみてはいかがでしょうか?
カビは見た目が悪いだけでなく、人体に害を及ぼすリスクもあります。建物にとっても影響は深刻で、木材を多く使用する別荘ではカビが木材を劣化させ、シロアリを誘引してしまうおそれも。豊かな暮らしを支える大切な別荘をカビから守るためにも、基礎知識は押さえておきたいところです。
一般的にカビは微生物の集合体のことを指し、その種類は5万種以上あると言われています。「悪いものばかり」と思われがちですが、有益なものも有害なものも存在します。私たちが日頃から食する味噌などの発酵食品は、有益なカビ。一方、梅雨時などによく見られるカビには毒性物質を作り出すものがあります。
カビは常に空気中に存在し、私たちの周りを漂っています。それが実際に目に見える大きさまで発育する過程には、次の条件が必要です。
一般的な住宅の室内温度は10~30℃。カビはホコリなどを栄養分とすることからも、長期不在になりがちな別荘は格好の標的となります。湿気の有無だけが条件ではないので、カビが繁殖して広がってしまう可能性はどの別荘でも一年中あり得るのです。
別荘内におけるカビの繁殖を防ぐにあたって、特に避けたいのが「結露」です。空気は温度によって飽和水蒸気量が変化します。冬に窓ガラスに文字が書けるように、温かく水蒸気を多く含んだ空気が冷やされると、余分な水蒸気が水(水滴)に変わります。この結露が原因となり、カビが繁殖しやすい環境を作ってしまうケースが多いのです。
カビはどこでも発生する可能性があり、別荘ライフを満喫されている方、これから満喫したい方は対策が必須です。以下では、実際に別荘でやっておきたいカビ対策・結露対策をご紹介します。
とにかく基本は換気。雨の日以外は、窓を開けて空気を入れ替えましょう。クローゼットや押し入れなども要注意。「布団や座布団がかび臭い......」ということにならないためにも、定期的に扇風機などで送風して湿気を逃がすことは大事なポイントです。雨の日には除湿器を使って喚起するのも効果的。吹き抜けがある別荘や部屋数が多い別荘では、除湿器を複数台用意するのも定番の対策です。
天候による湿気はコントロールできませんが、別荘内でなるべく湿気を発生させないようにすることはできます。バスルームは使い終わったら、すぐに換気扇を回すことを忘れないようにしましょう。灯油ストーブや、観葉植物、水槽なども水蒸気を発生させるので、これから購入を検討される場合は避けるのも手です。
長期不在のときこそ、あらかじめできる湿気対策はやっておきたいものです。角部屋など外に面している壁などは、外気温との差で湿気がたまりやすくなっています。家具を壁にぴったり付けて設置するのではなく、少し隙間を空けて置きましょう。また、押し入れやシューズラックなど、湿気がたまりやすい場所に新聞紙を敷くのも効果的です。逆に滞在時は、こまめに結露をふき取るなどの対策が必須です。
すでに別荘をお持ちの方は、こまめなカビ対策・結露対策を春先からしておくことが重要です。そしてこれから新築・リフォームをする方であれば、吸湿性・放湿性が優れている「漆喰」や「珪藻土」を選ぶのも賢い予防策と言えます。梅雨の時期だけでなく、常日頃から湿気対策を考えておくことで、別荘ライフはより快適になるでしょう。
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