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40代・50代のためのセカンドライフ

実は別荘で最も使う家具!? 生活に合ったリビングソファーの選び方

別荘やセカンドハウスを手に入れたら、くつろぎスペースであるリビングのソファーにはこだわりたいものですよね。別荘は、非日常を味わい思いっきり羽を伸ばせる場所。だからこそ、デザインの面でも機能の面でも、自分にぴったり合ったソファー選びが重要です。ソファーと一括りにしても、見た目や座り心地、肌触りなどは千差万別。今回のフジヤマクロスロードでは、インテリアスタイル(全体像)とディテール(細部)の両面からソファーの選び方で重要なポイントをご紹介します。

覚えておきたい代表的なインテリアスタイル5選

インテリアスタイルは数多く存在しますが、以下ではその中でもとくに代表的な5つのスタイルをご紹介します。ソファー選びの際、まずはお部屋の全体的なテイストを考えておくと、居心地の良い空間を作りやすくなるでしょう。

モダンスタイル

無駄な装飾をできるだけ取り払い、スッキリとした印象を演出するのがモダンスタイル。無機質で直線的なデザインは、クールで上質な空間に仕上げることができます。機能的で生活感のないシンプルな空間を希望する方にぴったりです。

北欧スタイル

「おしゃれなインテリアと言えば北欧デザイン」という方も多いほど、近年大流行しているインテリアスタイルです。フィンランドやスウェーデンのインテリアをモチーフにしたスタイルは、ログハウスなどの別荘にもピッタリな自然派テイスト。部屋を明るく見せるインテリアが、ゆったりとしたくつろぎ空間を演出してくれます。

インダストリアルスタイル

インダストリアルスタイルは工業デザインとも呼ばれるインテリアスタイルで、無骨な雰囲気ながら「機能美」が備わった点が特徴です。ブリキやスチール製品、レザーなどを使うことから上級者向けとも言われていますが、家具の素材を活かしたスタイルに挑戦したい方に向いています。

地中海スタイル

地中海スタイルは、ホワイトをベースに鮮やかなブルーを取り入れた、地中海に面した南ヨーロッパ諸国のリゾートをイメージさせる爽やかなインテリアスタイルです。スッキリとしながらも、どこか「海」を感じさせる雰囲気が好きな方に好まれます。

アジアンスタイル

バリのリゾートホテルに代表される、東南アジアのライフスタイルを表現したインテリアスタイルです。バンブー(竹)やラタン(籐)を使った家具が多くあります。自然を感じながら、非日常感を味わうのには打ってつけ。エキゾチックで上質な空間を演出してくれます

理想的なソファーの選び方

リビング全体のインテリアスタイルが決定したら、さらにソファーの細かい部分までこだわってみましょう。ソファーは色や形だけでなく、使われているバネやクッションの違いや生地の違い、高さの違いなどによって使いやすさや座り心地が大きく変わってきます。ではさっそく、ソファーのディテールについて見ていきましょう。

ばね・クッション

ソファー内部にあるばねやクッションは、目に見えない部分ではありますが、座り心地や耐久性に直結する大切な部分です。それぞれの特徴を簡単に説明すると、以下のようになります。



ポケットコイル 縦方向に巻かれたばねが座った時の体重を均等に支えてくれるので、柔らかくフィット感があり、長時間座っても疲れにくいのが魅力です。耐久性も高く、長く使用できますが、価格は高いです。
コイルスプリング 渦状になったばねが横に連結した作りになっており、やや硬めの座り心地が特徴のソファーです。こちらも耐久性が高く丈夫なので、長く使うことができるでしょう。
Sばね 波型スプリングとも呼ばれるS字に曲げたばねを使用し、柔らかい座り心地が特徴のソファーです。ポケットコイルよりも安価で流通量も多いでますが、ポケットコイルよりクッション性は劣ります。
ウェービングテープ ゴムを使った特殊な素材のテープで、沈み込むような座り心地が大きな特徴です。安価ですが耐久性は高くないので、別荘などでの長期間の使用にはあまり向いていないと言えるでしょう。
ウレタン ばねを使わずウレタンのみを使用しているソファーは、他のタイプよりもクッション性で劣ります。価格は安いですが、身体への負担や長時間の使用を考えるとおすすめできません。

身体が大きく沈み込むソファーは「座り心地が良い」と感じがちですが、長時間座り続けるのには適していません。ソファーはある程度長いスパンで使用するものと考え、座り心地だけでなく耐久性が高いもの、身体への負担が大きくないものを選ぶのがポイントです。

生地

ソファーに使われる生地は、大きく3種類あります。ひとつは、「ファブリック」と呼ばれる布地。サラッとした肌触りで、カジュアルなデザインが多く、カラーバリエーションも豊富な点が魅力です。次に合成皮革。お手入れがしやすく、モダンインテリアにマッチします。すべすべとした肌触りに加えて、水をはじきやすく汚れにくい点も安心材料です。

最後は、「本皮」とも呼ばれる天然皮革です。「いいものに囲まれて過ごしたい」「別荘では上質な生活にこだわりたい」という本物志向の方におすすめしたい生地で、耐久性に優れ、寒い時期には暖かさを、暑い時期にはひんやりとした心地良さを感じられます。使えば使うほど革が馴染み、深みのある味わいに変化する特徴も、上質な空間づくりに貢献してくれるでしょう。

カラー

ソファーは大きめの家具なので、色の印象はリビングの印象に直結します。オレンジ色などの暖色系はぬくもりのある印象に、グレーや黒などの無彩色は落ち着いた大人の空間に、ブルーのような寒色系は爽やかさを加え、落ち着いた雰囲気を引き締めてくれる効果があります。ご自身のイメージするインテリアスタイルに合わせて、カラーを選んでみましょう。



温度を感じやすいので、寒い部屋に適したカラーです。会話を弾ませる効果も期待できます。
見かけより軽い印象を与えるカラーです。膨張色なのでアクセントとして使うのがおすすめです。
北欧デザインをはじめ自然派テイストに合わせやすいカラーです。目を休めるのに適しています。
爽やかさや清涼感を演出すると同時に、リラックス効果も得られるカラーです。
安心感や安定感を覚えやすいカラーです。日光が差し込みにくいお部屋に適しています。
無彩色 白は清潔感や明るさを演出でき、黒はものが締まって見えるカラーです。他のどのカラーとも合わせやすく、無彩色だけのお部屋はシャープなイメージになります。

高さ

ソファー選びで意外と盲点になるのが、「床からの高さ」です。高さが低いソファーほど圧迫感がなくなり部屋を広く見せる効果が期待できますが、ある程度高さのあるハイバッグソファーは低いソファーより格段にリラックスできる効果があります。圧迫感をできるだけ減らし、空間を広く演出したいのか、座り心地に重点を置いてソファーを選ぶのかを慎重に決断していきましょう。

ハッピーになれるソファー選びを

別荘は「メリハリのある暮らし」を実現してくれる場所。そして別荘のリビングは、のんびり時を忘れ、一人でゆっくり過ごしたり、家族が楽しく集まったりする場所でもあります。まずはどんな空間にしたいか、どんな生活がしたいかという具体的なイメージを固め、「ソファーを見るだけでハッピーになれる」「座るだけで心が落ち着く」といった別荘ライフを実現できる最高のソファーを選んでみてください。

富士山麓の山中湖畔別荘地を運営する富士急行株式会社は、家具・インテリアの大型専門店「村内ファニチャーアクセス」と業務提携しています。ライフスタイルに合った家具・インテリアをそろえて上質な別荘ライフを追求したい方は、お気軽にご相談ください。

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