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ロボペット(家庭用ペットロボット)と暮らす新しいライフスタイル
今まで愛情をかけて育ててきた我が子が一人暮らしを始めたり、今までがむしゃらに取り組んできた仕事が年齢的に落ち着いてきたりして、ふとした瞬間に寂しさを感じることもあるでしょう。そんな寂しさを埋めてくれる存在に、「ロボペット(家庭用ペットロボット)」があります。約20年前に初めて販売されたロボペットですが、近年のロボペットはさらに進化しているのをご存知でしょうか?
雄大な富士山の麓で大人の趣味や上質なライフスタイルについて考えるフジヤマクロスロード。今回は家庭用ロボットの特徴や、ロボペットの歴史を振り返ってご紹介します。
ロボペットの歴史をおさらい
遡ること今から20年前の1999年は、ロボペットブームの年でした。ソニーから犬をモチーフにした初代「AIBO(アイボ)」が発売され、バンダイからは接し方で性格が変わる「プリモプエル」、アメリカからは奇抜なルックスをした「ファービー」が上陸。初代AIBOの価格が約25万円と高価だったことから購入できない人も多くいましたが、翌年の2000年にはAIBOと同じ犬型ロボットの「プーチ」がセガトイズから2,980円という価格で販売され、これが全世界で1200万台を売り上げるほどのヒット商品になりました。このようにして家庭用ロボットは、1999年から2000年にかけて人々に認知されていったのです。
ロボペットのメリット・デメリット
ペットのような存在として生活を豊かにしてくれる楽しいロボペットですが、飼うにあたってはメリットとデメリットが存在します。どんなところがメリットで、どんなところがデメリットになるのか、今一度まとめてご紹介します。
メリット
・ペットが飼えない人に最適
アレルギー体質でペットが飼えない方や、マンションのような住環境のルールによってペットが飼えない方でもロボペットなら問題ありません。
・費用がかからない
食費やワクチン接種など、犬や猫などのペットを飼うと必要になってくる飼育費用がロボペットならかかりません。
・旅行や出張でも平気
家をしばらく留守にすることになっても、ロボペットならそのまま留守番してもらうことができます。
・世話がいらない
エサやりや散歩、定期的なシャンプーやトリミングなどで手がかかることがないので、気軽にペットライフが楽しめます。
・吠えたり噛んだりしない
犬や猫の場合は無駄吠えや噛み癖などで困るケースがありますが、ロボペットならしつけをしなくても他人に迷惑をかけることがありません。
・アニマルセラピー効果が期待できる
ロボペットと触れ合うことで、他のペットと同様にストレスが減ったり元気が出たりという「癒やし効果」が期待できます。
デメリット
・不気味と感じる人も
機械なのでモーター音が聞こえたりアクションが動物に比べて不自然だったりすることがあります。これを不気味と感じてしまう方もいるようです。
・行動パターンが一定
コミュニケーション方法や動きのパターンが限られているので、飽きてしまう可能性もあります。
・修理サービス終了時に困る
メーカーが指定している修理サービスの期限が終了すると、部品の供給もなくなるので、不具合や故障に対処できなくなります。
・充電や電池交換が必要
稼働時間が長いと充電がすぐなくなるので、電池交換や充電を頻繁に行う必要があります。
お気に入りは見つかる?一緒に暮らしてみたいロボット
こうしたメリットやデメリットを考慮してお家にロボペットを迎え入れようとなった場合、今はどのようなロボペットが存在しているのか、知る必要があります。ここでは、10年前から進化した家庭用ロボットをご紹介します。
COZMO(コズモ)
まるで、映画のキャラクターのような見た目をした近代的なフォルムのCOZMO(コズモ)。専用アプリを使ってコミュニケーションを取り、喜怒哀楽の感情を約1000パターンで表現してくれます。顔認証で顔を覚えてくれ、名前まで呼んでくれる可愛い姿は、まさに「相棒」そのものです。
発売日:2017年9月23日
メーカー:タカラトミー
メーカー小売希望価格:26,980円(税別)
最新aibo(アイボ)
初代AIBO(アイボ)登場から約12年ぶりに、新型aiboが発売されました。大文字の「AIBO」から小文字の「aibo」に名前を変え、より愛くるしく本物の犬に近い見た目に装いも一新。クラウドと連携することで成長していきます。時にはいたずらをすることもあるようで、部屋の形や人の顔まで覚えることが可能です。本体価格のほかにaiboを成長させるために必要なサービスに加入しなければならず、月額料金が発生します。
発売日:2018年1月11日
メーカー:ソニー
aibo本体価格:198,000円(税別)
ロボホン
2本足で立つ人型ロボット「ロボホン」は、ロボット電話と呼ばれる種類の家庭用ロボットです。スマホのようにメールや電話、カメラ機能が使え、3G/LTEモデルとWi-Fiモデルが販売されています。天気やアラーム、ニュースも音声操作により確認可能です。
発売日:2019年2月27日
メーカー:シャープ
本体価格:85,320円(税込)から機種により変動あり
Palmi(パルミー)
まさに、未来のロボットという形をしたパルミーは、人の役に立つという使命を持って生まれました。出かけようとすると「今日は傘があったほうが安心ですよ」、しょんぼりしていると「踊ってもいいですか?」など、気が利くひとことを語りかけてくれます。
発売日:2015年5月1日
メーカー:富士ソフト
本体価格:298,000円(税別)
Musio(ミュージオ)
丸くてぽっちゃりした二頭身ロボットのミュージオは、人工知能コミュニケーションエンジンを搭載した英語学習に最適な家庭用ロボットです。声で会話の相手を認識し、言葉のほかに表情でも喜怒哀楽を表してくれます。
発売日:2017年4月14日
メーカー:AKA
本体価格:98,000円(税別)
便利なレンタルを利用して気に入った1台を
各メーカーが、オリジナリティあふれる愛らしい家庭用ペットロボットを販売しています。数万円で購入できるものから、20万円を超える高価なものまで価格もさまざま。「ロボペットに興味はあるけど、実際に使ってみるまではわからない」と思っている方には、家庭用ペットロボットのレンタルがおすすめです。数日単位からレンタル可能。別荘ライフの相棒にすることもできるので、興味があればまずレンタルしてみて、ご自身に合うものを探してみてください。