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山中湖・富士山で趣味を極める
【釣り】家族で楽しみたい、山中湖の冬の風物詩
その昔、徳川11代将軍・家斉に年貢として納められて賞味されたことから、「公魚」という漢字をあてられたワカサギ。寒さが一段と厳しくなる冬から春先にかけて、まさにこれから旬を迎える魚です。淡泊でくせのない味が将軍家に気に入られ、公儀御用魚となったとされています。
ワカサギ釣りは、山中湖を代表する冬の風物詩として知られています。今回の「フジヤマクロスロード」では、そんなワカサギ釣りの魅力と快適に楽しむ方法についてご紹介したいと思います。
ワカサギ釣りの3つの魅力
複数人で楽しめるレジャー性がある
釣りと聞くと、「ストイックに没頭する趣味」という印象があるかもしれませんが、ワカサギ釣りの場合は「釣る瞬間を楽しむ」というより、「釣って食べるまでのイベントを楽しむ」という感覚に近いかもしれません。一人で黙々と釣るのももちろんいいですが、ご友人やご家族と集まって話しながら釣りができるレジャー性も大きな魅力です。
比較的簡単に、そして大量に釣れる
「釣り=なかなか釣れないもの」と思われがちですが、ワカサギは密集して泳いでいるので、ポイントが合っていれば比較的簡単に、そして大量に釣れるのが特徴です。釣りは「釣果」がすべてであり、釣れれば釣れるほど楽しいもの。ワカサギは小さいので腕力もいらず、女性や小さいお子様でも釣りの魅力を味わえます。
釣った後は美味しく食べられる
山中湖に生息するブラックバス(山中湖はバス釣りのメッカとしても有名です)は食べるのに適した魚ではありませんが、ワカサギは美味しい魚です。ご自宅や別荘、ペンションなどに持ち帰るもよし、近くのお食事処や居酒屋を貸し切って調理してもらうもよし。カルシウムがイワシの10倍以上含まれているので、お子様のおやつにもぴったりです。
快適にワカサギ釣りを楽しむ方法
ワカサギ釣りができる関東近郊の湖はほとんどが山間部にあり、シーズンにあたる1月になると気温は軽く0℃を下回ります。まさに、ワカサギ釣りは寒さとの戦い。そこで近年、多くのファミリーやグループに選ばれているのが「ワカサギドーム船」です。
ワカサギドーム船は、暖房が効いた室内(ドーム内)でワカサギ釣りを楽しめる船のことです。室内から水の中に糸を垂らすので寒さに耐える必要がなく、トイレや喫煙コーナーもあるので安心して釣りを楽しめます。釣ったワカサギは、その場で調理することが可能です。王道はやはり天ぷらですが、新鮮なので刺身もおすすめ。淡白な旨味を存分に味わうには、白焼きにして醤油とレモンで食べるのもおつです。
ワカサギドーム船は貸し切ることも可能です(運営会社によって条件があるところもあります)。ゆっくりと身内や仲間だけで釣りを楽しみたいという方は、貸し切りを検討してみてはいかがでしょうか。
ドーム船でワカサギ釣りを楽しみたい方は......
山中湖・旭日丘観光
住所: 〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村旭日丘506-296
TEL: 0555-62-3059
つちやボート
住所: 〒401-0501 山梨県南都留郡山中湖村山中90
TEL: 0555-62-1567
WAKASAGI FISHING BOO
住所: 〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野508
TEL: 0555-62-1100
年にたった数回の特別な経験を
ドーム船で快適に楽しめるようになったとはいえ、湖面に張った氷にドリルで穴を開け、そこから釣り糸を垂らし、座ってあたりを待つ「氷上穴釣り」がワカサギ釣りの醍醐味を感じる一番の方法であることに変わりはありません。
近年は温暖化の影響もあって人が立ち入れるレベルまで湖面が凍結する日は少なくなりましたが、それでも山中湖の北東に位置する平野地区を中心に、1月下旬から2月上旬にかけては湖面が白く凍結することがあります。青々とした空に包まれた雄大な富士山をバックに、氷の上でワカサギを釣る――。年に数えるほどしか経験できない特別な時間を、大切なご家族と過ごしてみませんか?