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山中湖・富士山で趣味を極める
【観光】日本一の山も季節モノ!絶景ロープウェイスポットで初夏の富士山を写真に
富士山の眺望を楽しむ方法はいくつもありますが、「いつもと違う富士山を見たい」と思ったら、ロープウェイへ乗ってみてはいかがでしょうか。空中を移動するロープウェイからは、普段見ることができない景色を楽しむことができるはずです。
山中湖や富士山麓で上質な時間の過ごし方について考えるフジヤマクロスロード。今回は、これからの季節ならではの写真に収めたい富士の景観と、初夏の富士山が楽しめる絶景ロープウェイスポットをご紹介します。
時期別で見る富士山のベストショット
富士山には、その季節によって「狙い目」のシチュエーションが存在します。例えば、3月なら梅や樹氷と富士山の組み合わせが写真映えします。4月は、桜や夜空に流れる天の川と富士山のコラボレーション、田貫湖などで見られるダイヤモンド富士などがカメラマンに人気です。5月になれば夕焼けに染まる富士山が情緒的に映り、茶の木(茶畑)やツツジ、藤の花、菜の花などの絨毯が富士の裾野を鮮やかに彩ります。
ではこれからの季節、6月と7月にはどのような撮影の「狙い目」があるのでしょうか。
6月の狙い目
6月は誰もが知っている通り、「梅雨」の季節です。月の半分以上は雨や曇りになることが予想されるため、富士山の全体像が見られるチャンスも少なくなります。しかし、湿度が高く雲が多いため、晴れた日には朝焼けや重厚な雲海を望むことができます。また視点をミクロに移せば、富士山の雪解けにともなってこの時期にだけ発生する「幻の滝」をとらえることも可能です。
7月の狙い目
夏目前の季節には富士山の雪もほとんど解けて、地肌が露出してきます。この雪がすべて解ければ、「赤富士」を写真に収めることができます。また周囲の高山でも徐々に新緑が芽吹き始め、富士山麓は鮮やかな緑で彩られます。山開きのシーズンでもあるため、夜の富士山に登山客の灯す明かりが連なる光景を見ることもできるでしょう。
初夏の富士山を楽しめる絶景ロープウェイスポット
地面からは見られない景色を楽しめるのが、ロープウェイの魅力です。以下では、絶景を味わえる富士山麓のロープウェイスポットをご案内します。
富士山パノラマロープウェイ
富士山パノラマロープウェイは、河口湖畔と天上山公園(写真)を結ぶロープウェイです。昔話「カチカチ山」の舞台が天上山と言われていることから、このロープウェイは2018年3月31日まで「カチカチ山ロープウェイ」という名称で親しまれていました。ロープウェイからも天上山公園からも、何者にも邪魔をされずに雄大な富士山を眺めることができます。レンズ越しでもその大きさを十分に感じられるでしょう。
富士山パノラマロープウェイ(旧カチカチ山ロープウェイ)
住所: 〒401-0303 山梨県南都留郡富士河口湖町浅川1163-1
営業時間: 9:00~17:20(上り最終17:00)※季節によって変動
電話: 0555-72-0363(電話受付 9:00~17:00)
昇仙峡ロープウェイ
昇仙峡ロープウェイは、昇仙峡と弥三郎岳の山頂を結ぶロープウェイです。昇仙峡は「国観光地百選 渓谷の部第1位」「平成百景 第2位」を受賞した山梨が誇る名勝。ロープウェイの中からはあたり一面に広がる自然を、また山頂の展望台からは富士山・南アルプス・秩父連山の山々を一望できます。運が良ければ、まるで浮いているように見える「浮き富士」が見えることも。ぜひこの浮き富士を、写真に収めてみてはいかがでしょうか。
昇仙峡ロープウェイ
住所: 〒400-1217 山梨県甲府市猪狩町441
営業時間: 9:00~17:30(上り最終17:10) ※季節によって変動
電話: 0055-287-2111
箱根ロープウェイ
箱根ロープウェイは早雲山駅と桃源台駅を結ぶロープウェイです。標高741m~1,044mの高さにかけられたこのロープウェイからは、空気が澄んでいれば神奈川県ながら富士山をしっかりとらえることができます。もちろん、ロープウェイがかかる最高地点の大涌谷からも、富士山の姿がばっちりファインダーに飛び込んできます。「地獄谷」と呼ばれる有名な源泉が湧き立つ風景や眼下に広がる芦ノ湖など、富士山以外にも見どころは多数。富士山を見に、時には箱根まで足を延ばしてみるのも良いかもしれません。
箱根ロープウェイ
住所: 〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300 早雲山駅
営業時間: 9:00~17:00 ※季節によって変動
電話: 0465-32-2205(平日)0460-84-8439(土・日・祝日)
身延山ロープウェイ
身延山ロープウェイは、身延山の山麓にある久遠寺駅と山頂の奥之院駅を結ぶロープウェイです。全長は1,665m、高低差は関東一の763mを誇ります。山頂から見える、富士山・天子山塊から駿河湾・伊豆半島へと続く大パノラマは必見。また山頂からは春と秋の年に2回、ほんの数日だけダイヤモンド富士を見ることもできます。景色以外にも「奥之院思親閣」「日蓮聖人御手植杉」「身延山久遠寺」など多くのパワースポットがあるので、そちらに訪れてみるのも良いかもしれません。
身延山ロープウェイ
住所: 〒409-2524山梨県南巨摩郡身延町身延4252
開館時間: 8:40~16:40(上り最終16:00)※季節によって変動
電話: 0556-62-1081(8:30~16:30)
その時にしか見られない富士の絶景をロープウェイで
富士山自体はいつでも見ることができますが、その時期、その瞬間の「ベストショット」にはそうそう出会えるものではありません。いつもと違う富士山のベストショットを、ロープウェイの中や展望台から狙ってみてはいかがでしょうか。その風景を写真という形で残しておけば、きっと一生モノの思い出になるはずです。
都心ではジメジメとした猛烈な暑さが続きますが、自然の多い富士山麓、標高1,000mほどの山中湖畔であれば快適に過ごすことができます。都心の喧騒と蒸し暑さを忘れて、大自然の中で過ごしてみませんか?