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40代・50代のためのセカンドライフ

愛犬にもストレスはある!「犬の都会暮らし」で気をつけたいポイント

「ストレス社会」という言葉がすっかり定着した現代において、日々の生活の中でストレスを溜めている方も多いでしょう。しかし、ストレスを溜めているのは人間だけではありません。ペットとして人間社会の中で生活をしている犬にも、知らず知らずのうちにストレスが溜まっているのです。愛犬との生活を充実させるには、「犬の都会暮らし」に対して十分な注意と配慮をしてあげる必要があります。

犬はどんなときにストレスを感じるのか?

まずは、都会で暮らす犬が一般的にどのようなときにストレスを感じるのか、そしてストレスが溜まっているときに犬はどのような行動を取るのかをご紹介します。ただし、犬種や個体によって差があるため、必ずしも当てはまるわけではない点には注意しましょう。

都会で暮らす犬が感じるストレスポイント

●すれ違う人や車が多い

都会では人や車が多く、それだけ周囲に対するマナーを覚えなければいけなかったり、行動に制限が多かったりします。思うように動けない状態が続けば、ストレスが増えるのも当然。また飼い主以外の人間やペットに会うのを怖がる犬の場合、人通りの多い場所を散歩させるのはそれだけでストレスにつながってしまう可能性があります。

●アスファルトの場所が多い

犬には散歩などの適度な運動が不可欠。しかし、都心部の散歩コースは主にアスファルトです。夏の昼間はアスファルトの温度が50℃から60℃あたりまで上昇することもあり、歩いているうちに足を火傷してしまう可能性があります。散歩は必要ですが、足を傷つけてしまうような環境では愛犬も楽しく過ごせません。

●遊び場が少ない(狭い)

自然が豊富で大きく開かれた場所が少ない都心部では、思いっきり遊べないというのもまたストレスの原因となります。近年ではドッグランなどの施設が増えてきていますが、まだ十分とは言えないでしょう。施設によっては騒音などがあるため、リラックスできない状況でストレスがたまってしまうことも考えられます。

ストレスにさらされているときのサイン

犬はストレスにさらされているとき、そのストレスを和らげようとさまざまな行動を行います。以下はその一例です。

  • あくびをする
  • 身震いをする
  • 尻尾を下げる
  • 下げた尻尾を後ろ脚の間に巻き込む
  • 口をなめる(舌なめずりをする)
  • 自分の手や足が炎症を起こすほどなめる
  • 自分の体をかく・噛む

上記のような行動が頻繁に見られたら、ストレスが溜まっていると考えられます。こうしたサインを見逃さないようにし、しっかりとストレスを解消してあげましょう。

愛犬のために、飼い主がすべきこととは

犬のことを知る

まず何よりも大切なのは、犬を飼うにあたって必要な知識を持つことです。都心部にあるペットショップを見ていると「散歩をさせなくても大丈夫」といった説明がされていることがあります。しかし、動物である犬にとって囲いの中で暮らすことが身体的・精神的に健康な生活と言えるのでしょうか。

間違った情報・知識に従って育てられる犬たちが、ストレスを抱え続けることになるのは想像に難くありません。犬を迎えるのであれば、しっかりと正しい知識を持って接することが飼い主の使命といえます。

犬のストレスを最小限に抑える

犬と暮らしていくうえで、犬のストレスをゼロにすることは不可能でしょう。とくに都会では近隣との距離も近く、「吠え」「排泄」「じゃれつき」「抜け毛」など飼い主や犬にとっては当たり前のことが周囲との問題に発展してしまう可能性があります。

そういったトラブルを避けるためにも、早い段階からしっかりと「しつけ」を行っていくことが必要です。正しくしつけることで犬もトラブルを引き起こすような行動をしなくなり、ストレスを最小限に抑えながら暮らすことができるようになります。

犬が遊ぶのには理由がある

犬にとっては遊びこそが非常に重要である――。そんな研究が発表されているのをご存知でしょうか。ここでは、2017年にスコットランドのエディンバラ大学獣医学研究所のレベッカ・ソマーヴィル氏らの研究チームが発表した説にもとづき、犬が遊ぶ重要性をご説明します。

遊びで運動能力を身につけている

子犬同士が遊んでいる様子を見ると、お互いに追いかけたり、取っ組み合いをしたり、噛みあったりしてじゃれています。これらの行動によって、子犬たちは身体的な運動能力を鍛えているのです。

遊びでいざというときの訓練をしている

遊びでは「バランスを崩して倒れてしまう」「突然大きな音が鳴る」など、予想外な出来事に見舞われることがよくあります。そういった出来事に対して身体的・精神的に落ち着いて対処ができるように、遊びの中で訓練されていくと言われています。これらは、生活の中でストレス要因とうまく付き合うための基礎にもなります。

遊びで社交性を身につける

犬は遊びを通して犬同士の社会的な関係作りやコミュニケーションスキルを学びます。たとえば、「どのくらいの強さで遊び相手を噛んだらダメなのか」や「相手の仕草から遊びの始まりと終わりのタイミング」などです。また遊びでは玩具の取り合いなどをすることもありますが、これはあくまで遊びであり、関係性を構築するための行為と考えられます。

遊びの経験が乏しいと「不安定」を招くことに

遊びでは身体的・精神的・社会的なあらゆる面が育まれます。そのため、遊びの経験が乏しい犬は、「筋力が足りない」「ストレスに弱く極端な怖がりになる」「他者との関わり方が分からず攻撃的になる」など不安定な面が多くなってしまう可能性があります。これらは犬と人間の関係性にも共通するため、犬同士の遊びはもちろん、犬と人間が触れ合う機会を作ることも忘れてはいけません。

最高の環境で愛犬と豊かな生活を

充実した愛犬との暮らしを実現したいなら、大自然の中でのびのびと遊ぶ時間を設けることが望ましいでしょう。しかし、都心の暮らしだけでそれを実現するのは難しいかもしれません。

そんなときは、郊外に別荘やセカンドハウスを持つことを検討してみてはいかがでしょうか。フジヤマスタイルが取り扱っている山中湖畔別荘地の物件なら、富士山を望む大自然の中でストレスのない暮らしが実現できるでしょう。実際に、愛犬との暮らしを楽しんでいるオーナー様もいらっしゃいます。まずは一度、愛犬との理想の暮らしについて考えてみてください。

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