【観光】夏こそ外せない富士山麓のクールな名所

山中湖・富士山で趣味を極める

【観光】夏こそ外せない富士山麓のクールな名所

日本列島では、これからが夏本番。不快指数が高い首都圏を離れ、避暑地で過ごしたいという方も多いのではないでしょうか。以前のコラムでは「山中湖周辺の涼」についてご紹介しましたが、首都圏の酷暑を逃れるなら富士山周辺は打ってつけの場所です。

大人のライフスタイルや上質な時間の過ごし方について考えるフジヤマクロスロード、今回は、「夏こそ外せない富士山麓のホットな観光スポット」についてお話をしていきます。絶叫系アトラクションが人気の富士急ハイランド（山梨県富士吉田市）、日本最大級の自然動物公園である富士サファリパーク（静岡県裾野市）、キッズ向けアトラクションや設備が充実している遊園地ぐりんぱ（静岡県裾野市）以外にも、富士山麓には家族やカップルで楽しめる施設・スポットがたくさんあります。

山中湖方面の観光スポット

山中湖花の都公園

花といえば写真のように「春」をイメージされるかもしれませんが、花の都公園では100万本のカラフルな百日草、15万本のヒマワリなど、夏の草花を存分に目で楽しむことができます。園内には年間を通して珍しい熱帯の植物が楽しめる全天候型温室（有料エリア）があり、水遊具広場（有料エリア）はお子さんが水に親しみながら学べる空間となっています。

山中湖遊覧船「白鳥の湖」

山中湖畔にある夏のおすすめスポット、お次は山中湖遊覧船「白鳥の湖」です。海抜約980mに位置している山中湖は8月の平均気温が20.5℃と非常に涼しく、湖上のさわやかな風を感じながらゆったりと湖上クルージングを満喫できます。晴れた日には、雄大な富士山をバックにデッキで写真撮影をするのもおすすめです。

北口本宮冨士浅間神社

788年に社殿が造営された北口本宮冨士浅間神社は、古くから富士登山の起点として、また富士山の遥拝地として信仰を集めてきた由緒ある建物です。2013年に認定された世界遺産の構成資産で、パワースポットとしても知られる本殿や東宮、西宮は国が指定する重要文化財でもあります。毎年8月26日と27日に行われる鎮火祭は有名です。

忍野しのびの里

忍野しのびの里は2015年にオープンしたばかりの、日本庭園と忍者アトラクションを一度に楽しめる忍者テーマビレッジです。迷路のような「忍者からくり屋敷」や手裏剣投げを体験できる「忍野手裏剣道場」、子供向けアスレチックである「忍術皆伝の道」など、こどもの興味を刺激する世界が広がっています。飲食店もあり、名峰富士の伏流水に育まれた蕎麦や豆腐がおすすめです。

河口湖方面の観光スポット

河口湖駅

河口湖周辺の観光スポットは、ヨーロッパを意識した施設が多いことも特徴です。その代表が、河口湖の玄関口として知られる富士急行の河口湖駅。アルプスの山小屋を彷彿とさせる駅舎は、富士山をバックにした景観がスイスをイメージさせるとして、1997年に関東の駅百選にも選ばれています。飲食ができる構内の「FUJIYAMA Café」では、地元の食材や料理が楽しめます。

リサとガスパールタウン

フランスで人気の絵本「リサとガスパール」をコンセプトにしたリサとガスパールタウンは、富士急ハイランドに隣接した地に2013年に作られたテーマパークです。絵本の舞台となっているパリの町並みが再現されており、河口湖畔でフランス気分を楽しめます。2015年8月には、全席から夏富士の絶景を見つつ、パティシエ特製スイーツやアフタヌーンティセットを堪能できるカフェもオープンしています。

富岳風穴・鳴沢氷穴

9世紀の富士山噴火にともなう溶岩流によってできた「富岳風穴」と「鳴沢氷穴」は、言わずと知れた富士五湖観光の人気スポットです。洞窟内の気温は0℃を下回ることもあるため、涼を求めるには持ってこいの場所と言えるでしょう。分厚い氷の壁や江ノ島の洞窟まで続くと伝えられる地獄穴が、身も心も涼しくしてくれます。

富士山麓を効率よく巡りたい方へ～定期観光バス～

山中湖や河口湖の観光スポットを効率よく巡りたいなら、富士五湖定期観光バスという選択肢もあります。ご自身の車ではなかなか効率的に動けない、お酒を飲みながら観光を楽しみたい、という方にはおすすめです。観光バスを利用すれば、半日でおすすめのコースを効率よく回ることも可能。空席があれば予約の必要もないため、ちょっと予定が空いてしまった時などにも最適です。

今回ご紹介したスポットの入場券なども乗車料金に含まれているため、いったん乗ってしまえば細かいことを気にせずゆったりと観光を楽しめます。この夏は山中湖、河口湖のおすすめ観光スポットで、優雅な夏休みを満喫してみてはいかがでしょうか？