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【遊び】「冬だってアウトドア!」ならスノートレッキングはいかが?
フジヤマクロスロードでは以前、「【アウトドア】キャンプの醍醐味を味わうなら冬?」のコラムで冬キャンプの魅力について触れました。今回は、雪原で幻想的な体験ができるスノートレッキングの魅力と、山梨県でスノートレッキングを体験できるスポットをご紹介します。
人工的なノイズがほとんどない銀世界で、サラサラで柔らかいパウダースノーの上を歩く――。幻想的な光景を想像するだけで、ワクワクしてきませんか?
ウィンターアウトドア「スノートレッキング」とは
スノートレッキングは、「スノーシュー」と呼ばれる雪上をスイスイ歩ける専用の歩行用具を装着して歩くハイキング・トレッキングのこと。雪山と聞くと、スキーやスノーボードを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、スノートレッキングは子供から大人まで、ビギナーでも手軽に楽しめる冬の人気アクティビティです。スノートレッキングは「雪上トレッキング」や「スノーハイキング」とも言い、イベントやツアーそのものを指して「スノーシュー」と呼ぶこともあります。
「かんじき」との違いと共通点
北米発祥の「スノーシュー」は日本発祥の「かんじき」と異なり、クロスカントリースキーのようにかかとの部分がある程度自由になるようにできています。そのためかんじきよりも歩きやすく、初心者でも比較的すぐに使いこなせるのが特徴です。「体重の掛かり方を変えることで雪に埋まらないように歩ける」というのは共通点。スノーシューもかんじきも雪面に接する面積が広く作られているので体重が拡散され、足が埋もれてしまうような新雪の中でも歩けるようになっています。
スノートレッキングの基本装備は?
基本となる装備は、スノーシューとストック。ガイドツアーに参加すれば、どちらもレンタルできます。服装は、防寒性と防水性をふまえてスキーやスノーボードなどのウェアがベター。中にフリースや薄めのダウンジャケットなどを着ると、体温調節しやすいので便利です。インナーは長袖の肌着やタイツなど、体にフィットするタイプだと熱が逃げにくく暖かいでしょう。帽子、ネックウォーマーは、普段使っているものでもOK。手袋は防水タイプ、靴も防水性の高いトレッキングシューズがおすすめです。ウェアやその他の小物はレンタルできるお店も多いので、あまり心配はないかもしれません。
スノートレッキングの魅力と楽しみ方
雪上を歩くという「非日常感」
なんと言っても、一番の魅力は誰も歩いていない真っ白でフカフカの雪の上を歩くという「非日常感」ではないでしょうか。オフシーズンには立ち入ることができない湿原や湖上も散策できます。自分が歩くたびに舞い上がるパウダースノーの美しさは新鮮で、普段では味わえないような高揚感があります。
動物の息づかいを感じるアニマルトラッキング
野うさぎや鹿の足跡などの動物を見つけながら歩き、行動を観測したり周囲の自然を感じたりするのも雪山歩きの楽しみの一つ。足跡の形状や食事の形跡などを観察して何の動物か想像し、その跡を追って野生動物の生態を探ってみるのも良いでしょう。直接目にすることができなくても、山の動物たちの息づかいをすぐそばに感じることができます。
目と耳で楽しむバードウォッチング
冬は木々の葉が落ちて見通しが良くなるため野鳥を見つけやすく、スノートレッキング中のバードウォッチングもとても楽しいものです。鳥の名前がわからなくても、美しい羽根の色や特徴的な仕種を見て感動することがあります。また、鳥のさえずりを聞くだけで心が洗われたように清々しい気持ちになれます。
富士山周辺でスノートレッキングをするなら
アクアトレイル アウトフィッター フジ
所在地: 〒418-0104 静岡県富士宮市内野1551-51
健康で2時間程度のウォーキングが可能な方なら、どなたでも参加できるツアーです。トレッキング場所は富士山御殿場五合目付近、水が塚周辺です。
エイトピークス
所在地: 〒400-0032 山梨県甲府市中央1-6-4
初心者でも安心な少人数制のツアー。日本山岳ガイド協会認定を受けた登山ガイドのサポートのもと、体力に自信のない方や登山未経験の方でも気軽に参加できます。
山中湖畔別荘地からのアクセスも抜群
スノートレッキングに興味を持っても、都心から日帰りで行くのはいろいろと大変でしょう。山中湖畔の別荘地を拠点にすれば、上記のガイドツアーの地点まで1時間以内のところばかりなのでアクセスは抜群です。アクティブな方やグループ(ビジネス仲間など)で楽しみたい方の場合は、いろいろなエリアに足を運んでスノーアクティビティを"濃く"楽しむこともできるでしょう。お子様連れでもゆっくり動けますし、冷えた身体を別荘や近隣の温泉で温めるのも良いですね。
この冬は、スノートレッキングで幻想的な非日常体験をしてみませんか?